ハイローオーストラリアのレート配信元はFXCM・LMAX。NewChanceFXの3種類になりますが、FXCMのMT4が本当に一番なのか気になったので、全ての配信元のデモ口座やアプリを利用して徹底的に比較してみました。
- ハイローオーストラリアとFXCMのズレが分かる
- ハイローオーストラリアとLMAXのズレが分かる
- ハイローオーストラリアとNewChanceFXのズレが分かる
- FXCMのMT4が1番なのかが分かる
ハイローオーストラリア | ザオプション | ブビンガ |
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ハイローオーストラリアのレート参考元
ハイローオーストラリアのレート配信元はハイローオーストラリアの公式サイトで紹介されています。
- FXCM
- LMAX
- NewChanceFX
これだけを見て「ハイローオーストラリアはFXCMを参考にしている」と言う情報を見かけますが、本当にそうなのでしょうか?
ハイローオーストラリアは外国為替・仮想通貨・経済指標・商品指数など様々な商品で取引する事が出来ます。
特に利用者が多い外国為替は本当にFXCMを見ているの?
気になったのでハイローオーストラリアのサポートに連絡するとレートに関するよくあるご質問のページを教えて貰いました。
仮想通貨 | LMAX社 |
---|---|
外貨為替 | LMAX社、New Change FX社 |
経済指標 | FXCM社、LMAX社 |
商品指数 | FXCM社、LMAX社 |
これでハッキリした事は仮想通貨・外国為替でFXCM社が使われていない事です。外国為替は「LMAX社」と「New Change FX社」の2が使われています。
レート背信元がハッキリしたのですが、配信元によって大きな差が出るのでしょうか?
これら疑問を解決するには実際動作させるしかないので「FXCM者」「LMAX社」「New Change FX社」全て動作させハイローオーストラリアとのずれを確認して見ました。
レート配信元で確認する事
ハイローオーストラリアを攻略するには、レート配信元でどのくらいのズレが生じるか知る必要があります。実際にハイローオーストラリアを利用している方の多くは短時間取引を行っています。
短時間取引は僅かなズレが致命傷になるので、僅かなズレも見落とす訳にはいきません。
ハイローオーストラリアを紹介しているサイトの中には「XMがズレが少なくて良い」など「FXCMがズレが少なくて良い」など情報が溢れていますが、全て確認してこのページで答えを出します。
- FXCMとハイローオーストラリアのズレを確認
- LMAXとハイローオーストラリアのズレを確認
- New Changeとハイローオーストラリアのズレを確認
- XMとハイローオーストラリアのズレを確認
FXCMとハイローオーストラリアのズレを確認
ハイローオーストラリアはFXCMのチャートが参考になると言う情報があったのですが、FXCMは「経済指標・商品指標」のレートで使用されています。
とは言え、FXCMが外国為替や仮想通貨で使用されていなくてもハイローオーストラリアのチャートとほぼ同じ動きをするのであれば、参考にはなるので詳しく調べてみました。
FXCMはデモ口座を作る事ができ、無料でチャートを確認する事が出来ます。実際にFXCMのデモ口座を作ってハイローとの差を確認してみました。
FXCMのデモ口座の作り方
FXCMのデモ口座の作り方をまとめています。デモ口座は2種類あり「FXCM公式サイトのデモ口座」もしくは「MT4のデモ口座」になります。
FXCMの公式サイトより「OPEN FREE DEMO ACCOUNT」ボタンをクリックします。
アカウント情報入力します。
- E-mail(必須)
- 国(必須)
- 電話番号(不要)
Emailは適当で大丈夫です。国に関してはJAPNが無いので適当な国を選びましょう。
アカウント情報入力後、ログインIDとパスワードが表示されるので控えておきます。
公式サイトへの移動手段も表示されるので「LAUNCH WEB PLATFORM」ボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されるので、DEMOのタブ内にあるUsernameとPasswordを入力してデモ口座にログインします。
FXCMのデモ口座からチャートを確認する事が出来ます。チャートだけ確認したい方は公式サイトのチャートで十分と思います。
FXCMのデモ口座は全て英語と言う弱点もありますが、インジケーターも一通り揃っていますので、公式サイトのデモ口座だけで完結する事も出来ます。
FXCMはMT4にも対応しておりFXCMの公式サイトよりダウンロードする事が出来ます。
公式サイトの「Trading」メニューより「MetaTrader4」をクリックします。
今回はデモ口座を開設するので「FREE PRACTICE ACCOUNT」ボタンをクリックします。
アカウント情報を入力します。
- ファーストネーム(必須)
- ラストネーム(必須)
- Eメール(必須)
- 国(必須)
- 電話番号(不要)
国に関してはJAPANが無いので適当に選びましょう。全て適当な情報でも登録する事が出来ます。
アカウント情報入力後「TRADE NOW」ボタンをクリックします。
MT4のサーバー情報表示されるので控えておきます。サーバー情報を控えた後に、「DOWNLOAD FXCM METATRADER 4」ボタンをクリックします。
MT4のダウンロードを行います。
控えてえおいたログインID・パスワードを入力すればFXCMのMT4を利用する事が出来ます。
ハイローオーストラリアとFXCMのズレを動画付きで紹介
FXCMのMT4とハイローオーストラリアのチャート画面を並べ、どのくらいのズレがあるのかを調べてみました。
FXCMのMT4とハイローオーストラリアのチャートをランダムに5回見比べた結果0.005円~0.009円のズレが発生していました。※動画とは別の時間に測定
0.05円~0.09円のズレは大きいのか?気になったのでもう少し詳しく調べてみました。
FXCM | ハイロー | 差 |
---|---|---|
149.830 | 149.838 | 0.008円 |
149.796 | 149.802 | 0.006円 |
149.793 | 149.798 | 0.005円 |
149.809 | 149.814 | 0.005円 |
149.818 | 149.827 | 0.009円 |
0.005円~0.009と言われてもピンとこないと思います。そこで、別の日の21時台に15秒取引で70回取引してみたのですが、1回あたり平均0.029円の差がある事が分かりました。
15秒間で0.029円の動きに対して、0.005円~0.009円の差ですので、少しだけ気になるレベルと言えます。
回数 | 購入レート | 判定レート | 差 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|
1 | 148.095 | 148.094 | -0.001 | 勝ち |
2 | 148.095 | 148.094 | -0.001 | 勝ち |
3 | 148.091 | 148.08 | -0.011 | 勝ち |
4 | 148.063 | 148.03 | -0.033 | 勝ち |
5 | 148.028 | 148.012 | -0.016 | 勝ち |
6 | 148.011 | 147.095 | -0.916 | 勝ち |
7 | 147.964 | 148.004 | 0.04 | 負け |
8 | 148.007 | 148.061 | 0.054 | 負け |
9 | 148.049 | 148.04 | -0.009 | 勝ち |
10 | 148.039 | 148.018 | -0.021 | 勝ち |
【要注意】XMのMT4はズレが少ないは大嘘
XMのMT4がハイローオーストラリアと相性よいと言う嘘情報が出回っていますが、XMをおすすめする理由はアフィリエイト報酬です。
XMとは金融庁未登録の海外FX業者になります。
XMから登録させてあわよくばFXで取引して貰いたいのが見え見えです。実際にXMのMT4とハイローオーストラリアを比較しズレを確認してみました。
XM | ハイロー | 差 |
---|---|---|
149.890 | 149.900 | 0.01円 |
149.906 | 149.916 | 0.01円 |
149.906 | 149.919 | 0.013円 |
149.903 | 149.913 | 0.01円 |
149.904 | 149.918 | 0.01円 |
ランダムで5回調べた結果0.01円~0.013円のズレが発生する事が分かりました。これはFXCMのMT4よりズレが大きくなっています。※動画とは別の時間に確認
15秒間で0.029円の動きに対して0.013円のズレは気になるレベルと言えます。
15秒取引や30秒取引でMT4のチャートを利用するのであれば「FXCM」>「XM」の順番におすすめしないといけないのですが、XMがやたらお勧めされています。
短時間取引をされる方はXMよりFXCMを使った方が良いでしょう。
LMAXとハイローオーストラリアのズレを確認
ここでようやく外国為替と仮想通貨のレート元であるLMAXの登場です。先に伝えておきたいのですがLMAXのMT4を見つける事ができませんでした。
LMAXを利用する場合は、スマホアプリのみとなります。
アプリは「LMAX」と検索すれば簡単に見つける事が出来ます。実際にダウンロードしてどの様な事が出来るのか確認してみました。
LMAXのアプリをダウンロード
実際にアプリをダウンロードして、アプリを開いた状態になります。
LMAXは全て英語になりますが、そこまで難しい単語は無い印象です。まずは「OPEN」ボタンをタップします。
画面下にある「charts(チャート)」ボタンをタップします。
チャート画面が表示されます。LMAXはデフォルトでローソク足になっています。
次に画面右上にある通貨より取引したい通貨を選択します。
インジケーターが使いたい場合ば画面上部にある「Fの様なマーク」をタップします。
何か出てきますが「Add Studies」ボタンをタップします。
LMAXは一通りのインジケーターが揃っています。今回はボリンジャーバンドを選んでみました。
LMAXとハイローオーストラリアのズレを動画付きで確認
LMAXとハイローオーストラリアを並べてチャートのズレを確認してみたのですが、表示速度に大きな違いがあります。
まずは動画をご確認下さい。
LMAXはスマホのアプリと言う事もあり、表示速度が遅くなっています。イメージとしてはハイローオーストラリは1秒間に2回動くのに対して、LMAXは1秒間に1回動く感じです。
フレームレートで例えるとハイローオーストラリアが60fps、LMAXが30fpsと言った感じになります。
表示速度の遅れはありますが、ズレに関してはほとんどありません。ランダムで5回比較した結果0円~0.002円差になっており、ほとんど気にならない程度になっています。
LMAX | ハイロー | 差 |
---|---|---|
149.771 | 149.771 | 0 |
149.761 | 149.762 | 0.001円 |
149.759 | 149.761 | 0.002円 |
149.760 | 149.761 | 0.001円 |
LMAXは外国為替・仮想通貨の参考レートと言う事は事実だと思います。これでMT4まで使う事が出来れば良かったのですが、アプリしか使えないのが唯一欠点と言えます。
New Change FXとハイローオーストラリアのズレを確認
New Change FX社もハイローオーストラリアのレート配信元の一つですが、MT4やアプリの提供をしていないので、そもそも活用方法がありません。
動画を見て貰うと分かるのですが、LMAXよりも反応が遅くLMAXより更にワンテンポ遅い事が分かります。
New Change FXがどの様に使われているかは不明ですが、ズレに関してはほとんどありませんでした。
New Change FX | ハイロー | 差 |
---|---|---|
149.720 | 1149.720 | 0 |
149.722 | 1149.722 | 0 |
149.727 | 1149.719 | 0.008円 |
149.726 | 1149.727 | 0.001円 |
149.727 | 1149.228 | 0.001円 |
あくまでも個人的な想像になるのですが、外国為替の参考元のレートは「LMAX」だと思われます。実際に「New Change FX」より「LMAX」の方が今回調べた限りで言えば正確だったと言えます。
どのみちNew Change FX社はMT4もアプリも無いの使い道はありません。無視しても問題ないものと思われます。
ハイロー・FXCM・LMAX・New Change FX・XMを全て比較
ハイローオーストラリアの取引で一番参考になるチャートはどれなのか?全て同時に比較してみました。
ランダムで切り抜いた画像になるのですが、チャートのズレは以下の様になります。
ハイロー | 149.657 |
---|---|
LMAX | 149.656 |
New Change FX | 149.654 |
FXCM | 149.649 |
XM | 149.644 |
チャートのズレで決めるなら「LMAX」>「New Change FX」>「FXCM」>「XM」の順番になります。
ではLMAXが本当に1番かと言えばそうではありません。状況に応じて1番おすすめの配信元は変わってきます。
MT4を使うならFXCMがおすすめです。チャートは0.005円~0.009円程のズレが生じますが、そこまで気にならないレベルと言えます。
XMと比べてもズレは明らかに少ないので、MT4を使う予定の方はFXCMのMT4を活用しましょう。※FXCMはMT5に対応していません。
スマホで取引されている方はLMAXがおすすめです。チャートのズレがほとんどないのはもちろん、ローソク足を見る事が出来、インジケーターも使えます。
アプリとハイローを切り替えながら見る事になるのですが、ハイローのチャートはゴミなのでLMAXのチャートを見る事で分析力が格段に上がります。
FXCMとLMAXはどちらもデメリットがあります。FXCMは0.005円~0.009円のズレ、LMAXは表示速度の遅さになります。
このデメリットを踏まえるとFXCM、LMAXどちらを使っても大きな差はありません。FXCMはMT4にも対応していますので、その点を踏まえとFXCMを使うのが一番だと思います。