坂部智子

さかべともこ

神戸・長田の宅配ショップ ともべぇ

[ 神戸市長田区 ]

コラム

 公開日: 2011-08-02 

対応策 Aさん夫妻の場合

昨日の続き。
具体的な対応策について。

私が思うに、まず何より優先することは、
ケアマネ、およびヘルパーなど 関わるスタッフを男性にすること。
奥さんが女の人が家に入ることをイヤがり、そのことでご主人がゆっくり話をすることができず、
現状の課題やニーズを伝えることができないなら、そんなあからさまな理由なら、
そこからまず 変えるべき!(個人のスキルやらとは関係の無いこと。配慮のレベルと思われる。)

次に、食事。
Aさん(夫)の肝臓治療食の調理は、身体介護なら可能。
(その他専門的知識・技術(介護を要する状態となった要因である心身の障害や疾病等に伴って
必要となる特段の専門的配慮)をもって行う利用者の日常生活上・社会生活上のためのサービスをいう・・・に該当する。)
※参照 http://www.fine-osaka.jp/kaigohoken/hourei/HTML/houmon/roukei_10.htm
(しかし、なんでこんなにわかりにくい日本語で書くのかな・・・誰が理解するためのもの?)

生活介護で入っているヘルパーに頼んで「できない」と言われて終わっている話なのか、
なぜそこから事業所内にあがらないのか、なぜケアマネが関わっていないのかは、ナゾ。

妻の食事に関しては、夫の味付けなら食べるのであれば、その味付けに合わせる。
(夫から、学ぶ)
当面時間がかかるし、ヘルパーが固定していなくて、しょっちゅう来る人が変わるなどの場合はできないだろうけれど。
できないですましては、いけないコト。プロとして対応するべきコト。
(ご利用者さんは、来てくれる人について、はっきりと、「今日は当たりがいい」、「悪い」と言ってはる。
・・・・要は、そこが問題・・・
(もちろん、行く側にも言い分はあろうけれど、そこは、プロが仕事としていくのだから、
利用者さんと同じ不満を口にするようではイケマセン)

夫の入浴ついては、今のデイで融通がきかないのであれば、
昼食後 落ち着いてからゆったりと入浴できるタイムスケジュールのところに変わる。
ついでに、食事も配慮してくれるところにする。
※肝臓病の食事療法について参照http://www.osaka.med.or.jp/health/365/365_021_004.html

妻のショートステイ先での 不可解な打ち身、打撲、妄想の進行などは
きちんと原因、経過、処置などの情報を取る。
(ケアマネが 冷静に情報収集、判断をする)
その上で、その施設できちんと対応してもらえるのか、
できないなら(利用者に原因がある場合でも)、他に対応できるところを当たる、など。

以上は、介護保険上のサービスで対応できること。

以下、こっそり入れ知恵分。

薬の服用ができていない件。
医師に頼んで、錠剤を粉薬にかえてもらい、溶かしたり、混ぜ込んで飲ませる。
(母でも、苦労しているところだけれど、口の中に粒が残る錠剤よりは絶対マシ。)

緊急通報システムについては、
神戸市の場合、「ケアライン119」というシステムが整備されている。(無料)
http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/information/careline.html
ただ、同意を得た「近隣協力者」2名の事前登録が必要で
地区の民生委員さんにも署名してもらわないといけない。
孤立している高齢者世帯で、そもそも そういう近所に頼れる人がいないから
いざという時が心配なのに・・・・とも思われる。
が、制度を利用して、なかば半強制的に地域の人(例えばマンションの役員さんなど)を
巻き込んでしまうのも、荒っぽいけれど、一つの打開策だと思う。

ちなみに、この緊急システムについては、神戸市配布の「すこやか手帳(健康手帳)」にも 
きちんと案内されている。http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/advanced/syakaisanka/yutai/a013.html
先日、集団検診に行ってもらったけれど、なかなか細かくいろんな情報が記載されていました。
(・・・65歳以上に配布とあるけど、なんでくれたんやら・・・)

たとえ、最初は「そこまでしてまで・・・」と拒むことがあっても、
折りに触れて 伝えることで ふとホントに気が弱くなった時には
「じゃあ~頼んでみよか・・・・」となることもある。
まだまだ私も少ないケースの対応でしかないけれど、
けっこう高齢者の、「言ってることは変わる」と思っている。

ホントに嫌がられてしまったらいけないけれど、
「気に入らんことも言われるけど、いざという時には頼りになる」と
思ってもらう信頼関係が 何より大切。

Aさんご夫妻と関わるサポートチームの一員として、息長く、そっと添って居られたらと思う。

※参照の情報については、基本的に公共機関の情報を載せています。


 

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