コラム

 公開日: 2016-07-26 

一番安全な家を作りたい。

「安全な家」については、今までにもこちらに書いています。

災害から生き延びるための家

竜巻、台風などの風害に安全、安心な家を作る方法

安全、安心な家の構造は何かについて

安心して長く住むための家を作る


今は、どのハウスメーカーの広告をみても「地震に強い」「耐震性能が高い」などのキャッチコピーが付いています。

そして、過去のコラムでも書きましたが、現在の住宅はすべて構造計算が行われています。

そういう意味では、新築時の住宅は、すべて「基本的な耐震性が確保されている」と考えて良いと思います。


その上で、あえて今回のコラムで考えてみたいのは、「一番安全な家を建てる」ということについてです。



家を脅かす自然災害は、地震だけではありません。

台風、暴風雨、土石流、竜巻、津波・・・家に住んで居る間にはいろいろな災害に遭遇する可能性があります。

そのとき、暴風雨できしむ家、強風で揺れる家、浸水や土石流におびえて眠れぬ家では、安心して暮らせないでしょう。

あなたが生活する家は、命をあずける場所でもあります。

台風、地震、暴風雨の夜にも安心して眠れる家、どんな災害からでも生命を守る家であって欲しい・・・こういう人は多いと思います。

では、どんな時にも安心できる、「最も安全な家」とは、どういうものでしょうか。

避難シェルター

写真は、熊野市に作られたシリンダーシェルターという避難所です。
(株式会社 UP TOがつくっています)

外壁全体が鉄筋コンクリートの円筒で出来ており、内部は津波、火災、地震にも守られます。

確かに、この建物の中なら、どんな自然災害でも守られそうです。

避難シェルター

勿論、この形の家にそのまま住むことは現実的ではありません。

しかし、この考え方を参考にすることは出来ます。


地震だけでなく、暴風雨や土石流、雹、竜巻などの災害の怖さは「外からの力によって壁や天井が壊されること」によって起こります。

つまり、これらの災害に対応するためには、

◇壁や天井などの「面」が、外力に対しても充分な強度を持つこと
 (柱という「線」ではなく、「面」で守ることが大切)

という構造性能を持つことが大切だと考えられます。



柱だけでなく、外壁や屋根まで強固につくられた家・・・そうなると、やはり家全体が鉄筋コンクリートで守られた住宅になるのではないしょうか。

鉄筋コンクリート ローコスト住宅

鉄筋コンクリート住宅は、特別な住宅構造ではありません。

また建築コストについても、そんなに高いものではありません。
(大手ハウスメーカーと同程度です)

自然災害に負けない、一番安心出来る家を建てたいと考えられている方には、鉄筋コンクリートの家をおすすめします。


リビング

自宅は家族が毎日を過ごすところですから、絶対的な安全・安心が欲しい。

もし、そうお考えでしたら、家を建てるときには、まず家の構造から考えて貰えればと思います。


◆ 関連コラム / 目次 ◆


過去に地震で倒壊したことのない住宅構造

鉄筋コンクリート住宅の建築コスト

豪華な家より「上質な家」「高品質な家」を建てませんか?

建築士が考える、失敗する家作りのパターン

   ◇ ◇ ◇


家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。

テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅など】
http://mbp-kobe.com/revontulet/column/25680/

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 ◇ ◇ ◇

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