コラム

 公開日: 2015-05-24 

自分で家を建てたい人、セルフビルドの実際【2】法的な問題について(確認申請、建築許可)

今回は、自分で家を建ててみたい人が、まず解決すべき法律問題について書いてきます。


【以前のコラム】
【1】テレビや雑誌に惑わされない。


セルフビルドを考えている人のなかには、

「自分の土地に自分の資金で自分の家を建てるのに、文句を言われる筋合いがあるのか」

・・・と、不満に思う人もいるかもしれません。


しかし実際には、日本で家を建てるのには、いろいろな法的な手続き、許認可が必要になります。


まず、家を建てる土地についてです。


たとえ自分のものでも、自由に家を建てられない土地というものがあります。

たとえば、

・市街化調整区域
・農地
・工業専用地域

などに指定されている場合です。

場所によっては、「地区計画」などで建築に制限のある場合もあります。

その土地に家が建てられるのか、どれくらいの大きさの家が建てられるのか、これについては、実際に役所に足を運んで調べる必要があります。



次に建築確認申請についてです。

確認申請というのは、簡単にいうと「家を建てる許可」のようなものです。

住宅を建てる場合、殆どすべての家でこれが必要になります。

確認申請について、昔は、建築主が自分で申請書類を作成し、許可をとる人もいました。

しかし、現在、建築の専門家以外が確認申請書類一式を揃えるのは、ほぼ不可能になったと思います。

たとえば、いくら事務書類を書くことに精通していたとしても、「構造上の安全性」や「地盤の安全性」の証明をすることは、専門家でないと難しいでしょう。

その他、家を完成させるまでには「工事監理」や「完了検査」も必要ですが、これも専門家でないと、まず無理だと思います。

「確認申請」「工事監理」「完了検査」・・・このあたりはちゃんとしたプロにお願いするのが正解だと思います。


確認申請や完了検査は、住宅ローンや火災保険、地震保険でも必要になってきます。

また家を転売、増築するときも、必要です。

確認申請

自分で家を建てる人にとって、最初の難関は、この法律問題、確認申請問題でしょう。

セルフビルドを計画している人は、まず、この法的問題をどうクリアするか、考えておかなくてはいけません。

自分で徹底的に勉強する(出来れば資格を取得する)か、専門家にお願いするか・・・ここが最初の関門ですね。


◆関連コラム◆

自分で家を建てたい人、セルフビルドの実際

【1】テレビや雑誌に惑わされない。

【3】建築工事の実務作業、安全性の確保

【4】それでもやりたい人向け、新築DIYについて。

◆ その他の関連コラム / 目次 ◆

安心できる家つくりには「工事監理」が重要です

建築設備、実際には幾らかかる?(ジャグジー、シャワールーム、サウナ、暖炉、薪ストーブ)

地震に強い家

楽器を演奏するための部屋/ホームスタジオを作る方法


   ◇ ◇ ◇


家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。

テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅など】
http://mbp-kobe.com/revontulet/column/25680/

興味のある分野があれば、是非、目を通して下さい。

 ◇ ◇ ◇

家つくり、土地探しなど、住宅に関すること、何でも御相談下さい。

■電話でのお問い合わせ
078-862-9386【平日9:00~17:00】

■メールでのお問い合わせ【匿名でのお問い合わせでも構いません】
infomation@revontulet.jp

■Webメールでもお問い合わせを受け付けております。
こちらから送ることができます。

土地がある人、土地を探している人、ハウスメーカーの家に飽き足らない人・・・何でもお気軽に御相談ください(御相談内容の守秘義務は厳守します)。

この記事を書いたプロ

レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所 [ホームページ]

一級建築士 浅井知彦

兵庫県神戸市中央区山本通2-8-2 [地図]
TEL:078-862-9386

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
神戸市中央区在住の一級建築士、浅井知彦さん。建築素材の経年劣化を中心に研究していた技術畑出身で、素材や構造から「必然性のあるデザイン」を提案

かっこいいには必然がある。技術系建築士の家づくり(1/3)

 「かっこいいものには必然がある。合理性・機能性のなかからデザインが生まれる」と語るのは、神戸市中央区で一級建築士事務所を構える浅井知彦さん。デザイン系の一級建築士が多いなか、異色ともいえる研究所出身の技術系の一級建築士です。建物や建築素材...

浅井知彦プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

会社名 : レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所
住所 : 兵庫県神戸市中央区山本通2-8-2 [地図]
TEL : 078-862-9386

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

078-862-9386

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

浅井知彦(あさいともひこ)

レヴォントリ株式会社 一級建築士事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅】
屋上緑化

コラムも100回を超えましたので、ここで一度、代表的なコラムをテーマ別にまとめてみたいと思います。興味のあ...

[ 住宅 ]

LED照明で変わったこと
イメージ

近年、住宅の照明にもLEDが急速に普及してきました。住宅用LED照明は製品の値段も下がり、商品の種類も増え、...

[ 家を建てるときの新常識 ]

全面リフォームは安くない。「新築そっくりさん」も安くありません。
イメージ

リフォームについては、新築に比べると情報が少ないためか、いろいろと誤解があるように思います。今回はリフ...

[ 家を建てるときの新常識 ]

プレハブ住宅は安くない。
イメージ

今回採り上げる「プレハブ住宅」とは、ハウスメーカーが販売している規格化住宅を指しています。具体的にいえ...

[ 家を建てるときの新常識 ]

木造2階建て住宅でも構造の安全性チェックは絶対に必要です
イメージ

これは「新」常識といって良いのか判りませんが、法律上「構造の安全性をチェックしていない家は建てられません」...

[ 家を建てるときの新常識 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ