コラム

 公開日: 2013-09-22  最終更新日: 2014-08-01

竜巻、台風などの風害に安全、安心な家を作る方法

今回は、台風、竜巻、突風など、住宅の風害について書いていきます。


最近、関東など一部地域にしか発生しないと言われていた竜巻や突風が、近畿地方をはじめ、全国に発生しているようです。

そして、瓦が飛ばされる、屋根材がずれて雨漏りするというような「家の被害」だけでなく、家が倒壊するような「生命の危険がある被害」が目立つようにもなりました。

竜巻などは、ある種の異常気象だとは思いますが、大型台風などは今後も発生する可能性が充分にあります。

そんな強風時に、不安を覚えるような家では、困ります。

では、風害に対して安全、安心な家とは、どういう家でしょうか?

竜巻被害
写真はつくば市の竜巻被害状況です


まず、家の構造がしっかりしていることだと思います。

柱、梁、壁がしっかり作られていること、屋根の瓦、スレートなどがキッチリと固定されていること。

基本的に、近年建てられた家はきっちりと構造計算をされているので、手抜き工事がない限り、新築時には安全であると言えます。

※ただし構造計算書の添付が省略された在来木造2階建てには、若干の不安があります。
それについては、こちら。
地震に強い家

※手抜き工事については、こちらも参考にして下さい。
安心できる家つくりには「工事監理」が重要です


しかし、新築時にしっかり作られたからといっても、その性能がずっと保たれているとは限りません。

経年劣化で固定金具などの性能が低下した場合、屋根材と構造駆体が別々に作られた家では、どうしても「屋根が吹き飛ぶ」可能性が残ります。

このような不安のない、数十年に一回という竜巻や突風、大型台風でも大丈夫という家を作るのでしたら「屋根と構造駆体が一体化した建物」をおすすめします。

屋根と構造駆体の一体化・・・住宅の工法では「鉄筋コンクリート造」か「鉄骨造(屋根はデッキプレート)」のような構造です。
これなら、たとえ経年劣化しても、強風で屋根が飛ぶ、瓦が飛ぶというようなことはありません。

鉄筋コンクリート住宅
塔屋部分ですが、RC屋根の例です。当然ですが、強風でも、びくともしません。


※実際、竜巻への注意では「鉄筋コンクリートなど、丈夫な建物に避難して下さい」と言われます。
ニュース映像でも屋根の吹き飛んだ木造住宅が映りますが、鉄筋コンクリートのマンションなどはそのまま残っています。
(モノが飛んできたのか、窓が割れることはあるようですが)


もうひとつ、強風時に不安になることとしては「建物の揺れ」があります。

台風などの強風で建物が完全に倒壊することは殆ど無いと思いますが、大きな揺れは家の中にいる人を不安にさせます。

実際、在来木造住宅の構造計算では、地震力より風圧力の方が大きくなる場合があります。

このように風の影響を受けやすい住宅構造(在来木造、軽量鉄骨など)は、建物全体が揺れますし、また、ギシギシというきしみ音も出ます。

強風で揺れる家の中では、不安で眠れないかもしれません。
(特に、マンションから戸建てに引っ越す方は、不安に思うことかもしれません)

これは「安全」というより「安心」についての話ですので個人の好みの問題ですが、強風時に揺れない、不安のない家を建てるのでしたら、鉄筋コンクリート造をおすすめします。
(重量鉄骨、ツーバイフォー工法も、比較的風揺れに強い構造だと思います)

鉄筋コンクリート住宅

住宅は、その構造によっていろいろな特性があります。

家を建てるときは、値段だけでなく、自分が安心出来る住宅構造を選んで下さい。




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家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。

テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅など】
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