コラム

2011-12-14

茶碗、茶托を拝見する

茶托、茶碗を拝見する
 茶碗、茶托のとり合わせを心して拝見するとともに、亭主の心づかいも十分に味わいたいものです。
1、両肘を膝につけた低い姿勢で茶碗を手に持ち、正客は上座、次客以下は下座に上体を少々向けて拝見します。茶碗を回して絵柄や焼き、高台などを拝見していったんへり内、上座におきます。
2、茶托をとってまず表面を拝見します。
3、左から右へ返して裏を拝見し、表に返します。
4、へり内、正面に茶托をおき、茶碗をのせ、あらためて全体を拝見して、茶卓の右側を持ってへり外へもどします。

菓子をいただく
 一煎目をいただいたのち、上座または下座にとり込んでおいた菓子を懐紙ごととり上げていただきます。
 菓子は菓子きりでまず縦に切り目を入れ、次いで右側の半分に横に切り目を入れて、右点前、向こうといただきます。次に左側の半分に横に切れ目を入れ、手前、向こうといただきます。
 菓子をいただいたあとの懐紙の始末について説明しましょう。
1、菓子をいただき終えたら懐紙中央に菓子切をおきます。
2、左手一刺し指で四つにたたんだ懐紙の向こうを手前に折り、左手の親指と人差し指で折った懐紙を通して菓子切りを挟みます。右手で菓子切りを引いて汚れをぬぐいます。
3、菓子切りを懐紙のわさの中に通します。
4、未使用の懐紙を右手で懐に、わさを下にして納めます。
5、右手の使用した懐紙を両手で持ち、口元を右、左の順でぬぐいます。
6、懐紙を手前から向こうへ二つに折り、さらに右側を手前から向こうへ斜めに折り上げます。
7、たたんだ懐紙を右手に持たせ、右たもとに入れます。このとき左手で袖口を持ち、右手は後ろへ引く気持ちにします。
*菓子が食べきれずに残っている場合は、懐紙で菓子を包み、左のたもとに入れます。右手は利き手なので、右のたもとに入れるのは懐紙のみの場合に限ります。

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