おもてなしのプロ
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日本文化の煎茶道をとおして、もてなしの心を伝える(1/3)

小笠原流煎茶道の心を伝承するために
芦屋市を拠点に、小笠原流煎茶道の保存と伝承を図るとともに、煎茶道文化の普及活動を行い、日本文化の向上と発展に貢献する小笠原流煎茶道・五代家元の小笠原秀道さん。全国に8総支部、9地区63支部、南カリフォルニア、ハワイ、中国に支部を有し、多くの門下生とともに、小笠原流煎茶道の“もてなしの心”を通して日本文化を伝えています。
小笠原流の歴史は、建久元年(1190年)に遡ります。小笠原流の遠祖である遠光氏が鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝に仕え、公達の誕生儀式を行って以来、その礼儀・作法を今日に伝えると言われ、足利氏が権勢を握る室町時代末期には、伊勢家がつかさどっていた内向の礼式も同時に包括。江戸時代に入る頃には、小笠原流といえば礼儀・作法の代表語のようになるなど、一切の他流の礼法を支配して今日に及んでいると言われています。
平成3年に「財団法人煎茶道小笠原流瑞峰庵」を設立し、その活動の場は、全国各地の教室はもちろん、公共団体の事業への積極的な参加、さらに、米国、中国、カナダ、イギリスなどの諸外国において催された親善茶会、交流茶会、献茶式などにも広まりを持ちます。平成21年12月には、ロサンゼルス総領事館公邸で行われる、「天皇誕生祝賀献茶式」において、小笠原さんがお点前を披露し、天皇皇后両陛下の写真の前に玉露茶を献じることが決まっており、茶道の家元が海外で天皇に献茶をするのは、初めてのことといいます。
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