コラム

 公開日: 2016-09-18 

自分が生きている実感がない、という時は・・・「離人感・現実感消失症」

このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。

さて今日取り上げるのは「離人症」。「現実感消失少症」とも言われる通り、自分が生きている実感を感じられにくくなってしまう感覚を特徴としています。例えば「何をしても実感がわかない」とか「自分の存在が感じられない」あるいは「自分の身体や感情がロボットのように生身で感じられない」などと言うような感覚から、場合によっては「自分の姿を背後から見ているような感じ」とか「身体が宙に浮いているような感じがする」まで色々な訴えがあります。

また現実感が感じられないということでは「見えない膜が張られていて何もかも異次元のように感じる」「目の前に壁があるように感じる」など世界が非現実的で「夢や霧に包まれたような感じ」とも言われます。ただ現実的な作業能力や知的な能力はあまり変化しない場合もあり、なかなか本人の辛さを周囲の人が気が付くということは難しいようです。ですから一人で違和感を抱えながら苦しまれる場合が多く、大変辛い状態です。

これら離人症状は大きく分けて2通りがあり、うつ病や統合失調症や自閉スペクトラム症に由来して現れる場合と、解離に由来する場合があります。ですから「最近何だか自分が自分だという実感が持てない感じがする」という時は迷わず病院で専門医の診断を受けてください。その上で必要に応じたカウンセリング等の対応を考える必要があると思います。

◇◆◇ こういうことでお困りではありませんか? ◇◆◇
「抑うつ障害群」の中の「重篤気分調節症」について
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/55612/
誰でもがなりうる可能性がある「うつ病」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/55678/
<社交不安症/社交不安障害> きっと悪く言われているにちがいない
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/54750/
人からどう思われているかが気になって身動きできなくなったA君
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/54853/
<全般性不安障害>色々なことが気になって仕方がない 
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本当にこれが怖いんです <限局性恐怖症>
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<選択制緘黙> 「話さない」のではなく、「話せない」のです。
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<身体症状症> 身体の不調が気になって頭から離れない
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優等生で甘え下手な真面目な人に多い「適応障害」
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「愛着障害」のもう一つのタイプ「脱抑制型対人交流障害」
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<凍り付いたまなざし>と心から<人を信じられない>「反応性愛着障害」
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子どもと養育者の良好な絆が生まれない「愛着障害」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/57928/

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