コラム

 公開日: 2016-07-16 

阿川佐和子さんのベストセラー「聞く力」より

今回は今もテレビで活躍中の阿川佐和子さんのベストセラー「聞く力」よりいくつか参考になった点を紹介しましょう。
阿川佐和子さんと言えば、作家の阿川弘之さんの娘さんでエッセイストやテレビや週刊誌のインタビュアーとして活躍されていますが、彼女がインタビュー体験から学ばれた色々な「聞く力」をまとめたのがこの本です。少し以前雄本ですが、ベストセラーになったのでご存知の方も多いのではないでしょうか。



インタビューとカウンセリングは相手の方のお話を聞かせていただくという点で似ているところがたくさんありますが、この本の中でもたくさんうなづけるところや感心させられるところがありました。今日はまず、その中から~(相手のお話を)興味を持って聞く~という点について取り上げてみました。

作家の城山三郎さんのインタビューをしてた時、阿川さんは気がついて見れば2時間の間ひとりでしゃべっている自分に気がつかされました。さらに、それは考えてみれば城山さんが聞き上手だったからだ、ということにも、後からきづかれたそうです。
“城山さんは私の前で、鋭い突っ込みや、こちらがドキッとするような質問はなさいませんでした。ただひたすら、「そう」「それで?」「面白いねえ」「どうして?」「それから?」とほんの一言を挟むだけで、あとはニコニコ楽しそうに、私の世にもくだらない家庭内の愚痴を、穏やかに温かい表情で聞き続けてくださったのです”という体験をして阿川さんはこう気がついたそうです。

“相手が「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいいのではないか。こんな自分の話を面白そうに聞いてくれるなら、もっと話しちゃおうかな、あの話もしちゃおうかな。そういう聞き手になろう”これはカウンセリングでも同様ですよね。とにかく相手の方のお話に興味を持って傾聴する。話を聞かせていただくことに、まずは全力を挙げる、ということでしょう。

世間話と違うところは何よりも相手の方のお話が第一優先だということです。聞いている自分の意見や考えもあるでしょうが、ひとまずそれは横に置いて、とにかく相手の方の気持ちを理解する、ということは、カウンセリングもインタビューも同様なのだなと思いました。そうすれば相手の方はもっと話したい、もっと聞いてもらいたい、という気持ちになるのでしょうね。

☆★☆ こんな人の本を読んでみました ☆★☆
あの人の生きざまに学んだこと① 吉本芸人が何者でもなかったあの頃「みんな14歳だった!」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/56985/
「野球は人生そのものだ」長嶋茂雄さんはネバー・ギブアップしませんよ!?
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間抜けとは「間」が読めない人のこと?ビートたけし「間抜けの構造」
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おかえりなさい、「仕事やすんでうつ地獄に行ってきた」丸岡いずみさん。
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テキトーな奴はテキトーなことはできない:「人生の言い訳」高田純次さん
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やなせたかしさん「絶望の隣は希望です」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/57184/
アナウンサーの聞く力とは?高島彩さん「聞く 笑う、ツナグ。」から
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/57338/

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