コラム

 公開日: 2016-06-14  最終更新日: 2016-06-15

テキトーな奴はテキトーなことはできない:「人生の言い訳」高田純次さん

今日読んだ本はこれ




高田純次さん、好きですねぇ。この軽さとまっとうさの絶妙なバランスが素敵です。というわけで、今回は高田さんの「人生の言い訳」。「人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる」「花に嵐のたとえもあるさ 言い訳だけが人生だ」というように、人生言い訳が大事、人生そのものが言い訳である、という高田大先生の半ば冗談、半ば本音の言い訳論。目次だけ読んでも、「他人への言い訳、自分への言い訳」「一番難しいのは自分に対する言い訳」「自分にうまく言い訳できないと死ぬしかない」などなど、確かに!と思うところもたくさんあります。

もっとも高田さんの言う「言い訳」というのは“「どう言い訳すれば自分が楽になるか」  どんな人であれ、自分の心をどう癒すかが、人生のさまざまな場面、とくに苦しい場面では運命を左右するような重大テーマになる。「癒す」というとまろやかなイメージだけど、「騙す」と言い換えても同じこと。僕はこれを「自分にうまく言い訳する」と言っているわけなんだ”ということ。そう考えれば、生きていくための必須のテクニックかもしれません。

かく言う、私自身、日ごろから頭に浮かぶよしなしごとに、こころ惑わされてなかなか気持ちの切り替えがうまくできない。それが大きな悩みの種。気持ちを上手く切り替えられるということは生きていく上で本当に大切な技術の一つでしょうね。「政治家・芸能人は言い訳上手?」という章もありますが、本当に政治家の言動を見ていると、よくもまぁ、これほどまでに厚顔無恥に自分の利益のためだけに動けるものだ(例えば舛添さん)、芸能人は芸能人で、よくもまぁこれほどまでにゴシップで痛めつけられながらも、平気な顔して笑顔を作れるものだ(例えば円楽さん)、と感心するやらあきれたりするやらですが、そういう人は言い換えれば「たくましい」わけです。

私のような臆病者にはとてもマネできません。高田さんは、その言い訳をテキトーにできることの必要性を書いてくれているのでしょう。しかし実は「平成のテキトー男」高田さんの魅力は、テキトーさではなく、その絶妙なバランスの良さ。それはこの本の最後の方の章のタイトルに現れています。

「適当」がわからない・適当にやったら「適当」にならない!?・適当の言い訳をしてしまう僕・適当を意識すると適当でなくなる・適当じゃないから適当になれる・・・・そして最終段落のタイトルは・・・「イメージを裏切らないのもむずかしい」!!高田さん、お疲れ様です!!

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