コラム

 公開日: 2014-10-20  最終更新日: 2014-10-30

介護保険改正! (要支援)生活支援サービスで どう変わる?

ポイントは「生活支援サービス」とは?


今回の改正において、通所介護と訪問介護事業に最も影響を与えるのは、「介護予防・
日常生活支援総合事業」であると思います。

要支援者と要支援状態となるおそれのある高齢者を対象として、介護予防と日常生活への
支援と切れ目なく提供する仕組みとして「介護予防・日常生活支援総合事業」が前回の改正で
創設されました。運営主体は、市町村で任意による事業であったのですが、各自治体も運営に
は、二の足を踏んでいたようです。
しかし、今日では益々増えていく高齢者に対して、特に軽度の高齢者を中心に生活支援
ニーズが高まり、予防給付に馴染まない生活支援サービスが地域で多様な主体により、
提供される体制の構築が必要となりました。そこで来年の介護保険改正において、予防給付の
見直しと併せて、「生活支援サービス」の事業を構築し、幅広いニーズに対する枠組みを整備する
ことで地域資源の充実・強化に努めることを目指しています。

訪問介護と通所介護に限った生活支援サービス

目的としては、高齢者が自宅に閉じこもらずに地域の中で役割を有することにより、介護予防と
生きがいに繋がり、地域において社会参加の場が与えられることが一つとなります。もう一つは、
地域づくりを通じて、高齢者自身が担い手として積極的にサービスに参加し、支援を要する高齢
者を支えることを推進することです。
なぜ、通所介護と訪問介護なのか?は、これらのサービスが高齢者の在宅生活における生活支援
のニーズや社会参加のニーズに応えるための、多様な主体による柔軟な取り組みを効果的・効率
的に提供できるからです。また、この取り組みに関しては、既存の介護事業所によるサービスに
加えて多様な主体(ボランティア・NPO法人・協同組合・民間企業・社会福祉法人など)が提供
でき、利用者がサービスを提供できるものになります。

既存の事業所は、どのようにすれば・・・

経過措置として、既存の介護事業者は、平成27年4月1日から、介護予防・日常生活支援
総合事業のみなし指定事業者として、指定の効力が及びます。ただし、みなし指定を希望しない
介護予防サービス事業者は、事業所が所在する都道府県知事もしくは市町村町への申し出を
提出することになっています。
では、この総合事業に対するサービス単価や利用者負担は、どのようになるのかですが、現時点
では、国が定めたものを勘案して市町村が定めるものとする予定です。なお、国が定める具体的な
基準やサービス単価、利用者負担割合については、予防給付によるものを踏まえた内容とする
予定です。

では、通所介護と訪問介護の進むべき方向性は?

通所介護においては、従来の機能訓練などの通所介護サービスの他にNPOや民間事業者による
ミニデイサービス、コミュニティーサロン、住民主体の運動・交流の場もしくはリハビリ・栄養・口腔ケア
などの専門職の関与する教室など様々な交流・通いの場が増えてくることとなる。これまでの要支援
の予防給付のが利用者いかなるサービスを選択するのかで事業の方向性が変わります。
訪問介護に関しても、従来の生活援助的なサービス(掃除・洗濯・ゴミ出しなど)が、NPOや民間
事業者、住民ボランティアによって実施できるものとなり、利用者の選択によるものとなります。
では、介護事業者は、どのようにすれば?
この仕組みは、元気な時からの切れ目ない介護予防の継続を目指すものであり、その先には要介護
へと繋がり、住民主体で参加しやすい、地域に根差した介護の取り組みとなります。
ひいては、地域包括ケアシステムの構築の一部となることは間違いありません。
そのためには、その地域(概ね日常生活圏域)との関わり方をできるだけ早い段階で進めていくことが
通所介護・訪問介護事業所が地域で生き残るための重要な課題ではないでしょうか?

■関連記事
どうなる?介護保険制度改正2015  【通所介護編】
どうなる?介護保険制度改正2015 【訪問介護編】
介護保険改正でデイサービスは、どう変わる?
小規模型デイの地域密着型サービスへの移行
通所介護は、「認知症」「重度者」「総合訓練」
15年度の介護報酬引き下げ!?
介護保険改正対策 日常生活圏域とは?
介護保険改正! どうなるのか? 

★★★★★
 介護保険改正対策セミナー
  「介護予防・日常生活支援総合事業を理解する」
  申し込みは、こちらから! ↑
                              ★★★★★

--------------------------------------------------------------------------
   【 在宅介護事業に特化したパートナー 】
    〒663-8177 
     兵庫県西宮市甲子園七番町20-19-201
      TEL 0798-20-0259 FAX 0798-20-0260
       株式会社 オフィス松本

   【 コンサルティングメニュー 】
      事業所様のニーズに合わせた コンサルティングメニュー
---------------------------------------------------------------------------

この記事を書いたプロ

株式会社オフィス松本 [ホームページ]

経営コンサルタント 松本孝一

兵庫県西宮市甲子園七番町20-19-201 [地図]
TEL:0798-20-0259

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
コンサルメニュー

約9年間で23事業所の運営・開設を経験したノウハウで、介護事業所様の目線に立ったアドバイスを心掛けております。2015年春、介護保険が大きく改正されま...

コンサル実績!
イメージ

介護事業の新規開業支援をお手伝いいたします。オフィス松本は、他のコンサルタントと絶対的に違いがあります!それは・・・事業の指定申請だけでなく、現場を経...

 
このプロの紹介記事
松本 孝一 (まつもと こういち)さん

介護事業者のサポートに特化したコンサルティングを展開(1/3)

「今、介護業界に大切なのは、事業者やスタッフの方々が笑顔になれる仕組みづくりです」というのは、介護事業専門コンサルタントの松本孝一さんです。目の前に阪神甲子園球場を望む株式会社オフィス松本の代表取締役として、西宮市を中心とする阪神エリアで介...

松本孝一プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

介護事業の経験を活かし、経営者様の「右腕」となります!

会社名 : 株式会社オフィス松本
住所 : 兵庫県西宮市甲子園七番町20-19-201 [地図]
TEL : 0798-20-0259

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0798-20-0259

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松本孝一(まつもとこういち)

株式会社オフィス松本

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
介護事業所 コンサルタント  120分セッションの実施
イメージ

 介護事業の方向性を一緒に考えましょう! 期間限定「120分 事業効率化セッション」を実施しています...

[ 介護事業コンサルタント ]

新しい総合事業 神戸市 事業者説明会
イメージ

 9/1開催! これからの要支援者はどうなる? 本日、神戸市の介護事業者に対する事業者説明会が開催さ...

[ 訪問介護・通所介護 ]

新しい総合事業の行方・・・  神戸市・大阪市
イメージ

 新しい総合事業 H29年4月開始! 神戸市の集団指導が、9月1日となっています。いよいよ、在宅介護...

[ 介護セミナー(研修) ]

新しい総合事業セミナー (大阪市)
イメージ

 クレアケア主催 新しい総合事業を理解するセミナー 大阪市(南部)のケアマネジャー様えを対象に...

[ 介護セミナー(研修) ]

認知症介護の難しさ・・・
イメージ

 認知症介護をする上で注意しておくべきポイントとは? 認知症介護で理解すべきことは、介護者の気持ちが、...

[ JIJICO【毎朝3分間の知恵チャージ】 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ