コラム

 公開日: 2018-04-27 

トップばかり出てしまう時に気をつけたいこと

トップばかり出てしまう時に気をつけたいこと。

今回は、先日ショートコースでアプローチのラウンドレッスンさせて頂いたSさんです。
Sさんは飛びますが、アプローチがイマイチ得意ではありません。
アプローチさえ決まれば、過日Sさんは所属するコースの月例杯で優勝したくらいの実力がある人なのです。
なのでこの日は、神戸市北区にある『しあわせの村』に行きました。
ここには『すずらんゴルフ場』というパー4が4つ、パー3が6つの9ホール。
パー30のショートコースがあるのです。
余談ですが、ここのグリーンキーパーは私の高校の2年先輩で、以前はレギュラーツアーも開催されている名門コースでキーパーをやられていました。
そのため、ここのグリーン状態はパブリックとはとても思えないほど素晴らしく、コース全体の整備も驚くほど良好です。
この素晴らしい環境の中で、スコアをつけず、ひたすらアプローチのレッスンに励みました。

ではスウィングの解説をしていきましょう。
この日のSさんは、トップばかりが出ていました。

何故そんなことになったのかと言えば、まず1を見ると、ボールがかなり右寄りにあります。
そしてハンドファーストもきついです。なのにフェースを開いて構えてしまっていますね。
2ではフェースを開いてあげているのが良く分かります。
3ではヘッドがインサイドに引っ張り込まれているのが良く分かりますね?
ウェイトも右に載っているようで、実は左に残ったままです。それは4~6の写真をご覧いただくと一目瞭然です。

この4~6では、青い線を見て頂けば、セットアップからトップまで左肩の位置が変わっていない事がお分かりいただけると思います。
つまりSさんは、上体を捻転させているつもりで左肩を支点に体を斜めにしているだけなのです。
しかもインサイドに上げているものですから、シャフトは寝ますしフェースは開いてしまいます。
とても窮屈そうでしょう?
6では赤い線で示したところに(スウィングセンター)グリップエンドがないといけないのですが、手で引っ張りこんでしまっているため左肩が落ちてしまっています。
これが体重が3では右に載っているように見えても、左に残っているといった理由です。
この形ではウェイトシフトしたくても、できるわけがありません(苦笑)

6までのテイクバックが、7の開いてフラットに下りてくるフェース面を作っているのです。
また7では、体重移動をしているつもりで左サイドに突っ込んでしまっています。
左ひじも引け、詰まってしまっています。
いわゆる『ギッコンバッタン』になっているんですね。
だから9では振り切れず、中途半端なフィニッシュになっています。

この日私はSさんに『左肩を入れようとしないでください。左肩を入れようとすると、肩が落ちてしまいますから。その代わり、右肩を引くようにしてください。』とレッスンしました。
右肩を引くということは、右に載りやすい形が作れるということでもあります。
1~6までの左肩を支点にしたスウィングから、右肩を引く意識を持つことによってスムーズな回転に変わりました。
Sさんはこの後、アプローチの練習に来たにもかかわらず、ワンオンさせてパーを獲るという不埒なことまでしでかしました(笑)

まとめ

トップばかりが出るときのチェックポイント

ボール位置が右に寄りすぎていないか?
フェース面を開いて構えていないか?
手だけでインサイドに引っ張り込んでいないか?
胸の面は、ターゲット方向に対して真後ろを向くまで捻転できているか?
左肩は、右の股関節の上まで来ているか?
ダウンスウィングに入るタイミングが早い時は、左肩が支点になっていないか?

対処法としては?
左肩を入れるのではなく、右肩を引くイメージを持つ。
素振りをするときに、右足一本で立ち、トップの位置を確認する。
その時、左によろけるようなら以上のチェックポイントのいずれかに当てはまることが多いので、チェックしてみる。


いかがでしたか?
実はトップもダフリも同じ理由で起きていることが多いんですよ。
意外に思われるかもしれませんが、Sさんのスウィングで『伸び上がり』(写真8)がなければ、落ちた左肩のまま振ってくるわけですから、大ダフリになりますよね?
皆さんも困ったことがあったら、気軽にオーシャンゴルフアカデミーにお越しになって、ご自分のスウィングをチェックしてみてください。
お待ちしております。

この記事を書いたプロ

オーシャンゴルフアカデミー [ホームページ]

スポーツインストラクター 深田洋史

兵庫県神戸市東灘区西岡本3-1-21 [地図]
TEL:078-431-3727

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
セミナー・イベント
お客様の声

最近始めた、ハーフラウンドレッスンについて女性のYMさん、YAさん。ほかにも男性の多くの方々から、良かったというお声を頂きました。以下はお客様たちから頂いた...

 
このプロの紹介記事
オーシャンゴルフアカデミーの深田洋史さん

スイング(内科)・クラブ(外科)の両面から指導する“ゴルフのお医者さん”(1/3)

神戸市・西岡本の閑静な住宅街で、ゴルフレッスン教室「オーシャンゴルフアカデミー」を運営している深田洋史さん。もともとクラブのクラフトマンである深田さんのゴルフ指導は、通常のインストラクターの指導方法とはひと味違います。「一般的なレッスン...

深田洋史プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

特に初心者の方にとって、分かりやすくお教えします

店名 : オーシャンゴルフアカデミー
住所 : 兵庫県神戸市東灘区西岡本3-1-21 [地図]
TEL : 078-431-3727

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

078-431-3727

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

深田洋史(ふかだひろふみ)

オーシャンゴルフアカデミー

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
夏場のラウンドの水分補給と熱中症対策
イメージ

夏場のラウンド熱中症と給水の重要性そろそろ暑い季節になってきましたが、皆さんラウンド中の給水は十分摂...

[ 熱中症対策 ]

飛距離アップに効く筋トレ 第2回 下半身編
イメージ

飛距離アップに効く筋力トレーニング第2回 下半身編今回は、前回に続き、飛距離アップに効く筋トレをご紹介...

[ 飛距離アップ ]

飛距離アップにつながる筋トレ
イメージ

飛距離アップに効く筋力トレーニング第1回 上半身編今回は、少し趣向を変えて飛距離アップに効く筋トレをご...

[ 飛距離アップ ]

スウィングもオーダーメイドです あなたに合ったスウィングを作れば、飛距離もスコアもUP!
イメージ

ラウンドレッスンは、練習場では見つけられないエラーを見つける場でもあるのです。エラーを直せば、スコアアッ...

[ 100を切りたい方のために ]

スウィングが良くなれば、強風の中でも飛距離も方向性もUPします
イメージ

強風の中でもスウィングが良くなれば飛距離も伸びるし、方向性も安定します。今回はGWにラウンドレッスンさせ...

[ 飛距離アップ ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ