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コラム
公開日: 2018-03-16
90を切るためのスウィング構築
90を切るためのスイング構築
今回から3回に分けて、3月11日に行ったラウンドレッスンの様子を解説していきます。
初回は、アカデミー会員№1のOさんです。
Oさんは、左の股関節の位置が右より低いという先天的な身体特徴をお持ちです。
そのため、去年から『左股関節を軸にしたスウィング』に取り組んでいます。
今回はアイアンを替えたこともあり、そのいチェックも兼てのラウンドでした。
1はほぼ完璧です。左股関節の上で回転し、シャフトの上がり方も文句のつけようがありません。
2をご覧ください。パーフェクトなトップです。ただ、惜しむらくはひじが少し外向きになっています。
そのため、3ではシャフトがややクロスになっています。
しかし、素晴らしい切り返しでシャフトのしなりも抜群です。
問題は、左股関節上に軸を置いておくことができればいいのですが、今までの癖で右に体重移動をしてしまっているところです。
遠近感で分かりますよね?1より3の方がカメラに近づいているでしょう?
その結果、4での『遅れ』につながってしまいました。
4では、右に動かした軸を左に戻すためこの時点でもう右足が浮いています。
本来の左軸上での回転なら、この時点ではもっと踏ん張って蹴っていないといけないのですが、いわゆる『揺り戻し』のために膝が早く出てしまって、足が浮いてしまったのです。
だから5では、赤の1のように回転するはずの腰が、青の1のように斜めになってしまっています。
また赤の2の位置に、一直線上にんまるべき左ひざ・左肩が青野2ノ一にとどまってしまっています。
だからシャフトも赤い線の位置ではなく、フラットになっていますよね?
しかし、おおむね良くなってきていますからフィニッシュはまとまりがあって、大変きれいです。
Oさんの修正点は、テイクバックで頑張りすぎないことです。
自分で10の位置と思う所まで上げてしまうと、慣性モーメントで12~14くらいまで上がってしまいます。
結果、動かす気のない体重軸も、引っ張られて3の所まで動いてしまいます。
自分の中では5~7程度まで上げたら、あとは慣性に任せてトップまで行き、自然に切り返せばもっと右足が踏ん張れて飛距離も出るようになります。
Oさんのドライバーショットは、以前に比べて格段に飛距離が伸び、方向性も安定してきています。
コンスタントに80台で廻れるようになるのも、そう遠くないでしょう。
皆さんもオーシャンゴルフアカデミーにお越しになって、ご自分だけのスウィングを構築してみませんか?
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スイング(内科)・クラブ(外科)の両面から指導する“ゴルフのお医者さん”(1/3)
神戸市・西岡本の閑静な住宅街で、ゴルフレッスン教室「オーシャンゴルフアカデミー」を運営している深田洋史さん。もともとクラブのクラフトマンである深田さんのゴルフ指導は、通常のインストラクターの指導方法とはひと味違います。「一般的なレッスン...
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