コラム一覧 :刑事事件

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号泣元県議」騒動に見る司法の劇場化(終)

 前にも述べたとおり、私は、今回の勾引状の発付及び執行は、裁判所の「行き過ぎ」だったと考えています。たしかに昨年11月、「号泣元議員」が第一回公判期日をドタキャンしたことは褒められたことではありません。しかし、マスコミに取り囲まれ、日本中8世界中?)が注目している事実を目の当た... 続きを読む

刑事事件

2016-02-02

「号泣元県議」騒動に見る司法の劇場化(3)

 裁判所は「号泣元県議」を2か月間勾留する旨の決定をしました。在宅起訴された被告人を第一回公判後にあらためて勾留するというのも、また「異例中の異例」の取扱いです。勾留理由は公表されていませんが、「逃亡のおそれ」がその理由だと思われます。この「逃亡のおそれ」というのは、実務上たい... 続きを読む

刑事事件

2016-02-01

「号泣元県議」騒動に見る司法の劇場化(2)

 「号泣元県議」は公訴事実を否認しました。おまけに被告人質問における答弁もまったくもって「ちぐはぐ」です。全然訳が分からない…と言っても過言ではないでしょう。弁護人はかなり苦慮したのではないかと思います。この事件では、総被害額とされる金額に利息まで付して1800万円以上がすでに全額... 続きを読む

刑事事件

2016-01-30

「号泣元県議」騒動に見る司法の劇場化(1)

 裁判所も「世間の顔色」を伺いながら仕事をする時代になったんですね。もちろん「市民が主役」の「裁判員裁判」が導入されたときから、司法のカタチは大きな「変容」を遂げたわけですが、最近は裁判所も「劇場化」の様相を呈することが多く、なんだかなぁ…と思ってしまう私です。 前回の公判... 続きを読む

刑事事件

2016-01-29

最近の「事件簿」から

 ジャニーズ事務所の有名タレントが、女性の携帯電話を一定期間使用不能にしたとして、器物損壊の疑いで書類送検された…との報道がありました。私はこの報道に接して、幾つかの興味深いポイントがあると感じました。 まずは、女性から携帯電話を取り上げた行為が「窃盗」ではなく、何故「器物... 続きを読む

刑事事件

2014-10-28

刑事判決の言渡しがコワイ

 先週、国選刑事事件の判決言渡しがありました。在宅事件(身柄が拘束されていない事件)でしたが、必ずしも執行猶予付の判決が望めない、たいへん微妙な事件でした。五分五分の割合で「実刑判決」もあり得る事件…ということです。 被告人が本人であることを確認した後、裁判官が厳かに判決主文... 続きを読む

刑事事件

2013-11-10

「証拠品」があぶない

 神戸新聞の報道によると、大阪府警は、刑事事件で押収した証拠品を管理する担当者「証拠品係」を全65警察署に配置する方針を固めたそうです。現在30署で試験的に実施しており、早ければ来年6月ごろをめどに全署に拡大するとか。警察庁によると、全署に証拠品係を置くのは全国で初めて…などと知っ... 続きを読む

刑事事件

2013-11-04

冤罪があぶない(終)

 なんだか「痴漢冤罪」を語り出すと、話が止まらない感が否めません。それだけ深刻な問題を含んでいる…とご理解ください。 もちろん、痴漢行為は悪質かつ卑劣であり、決して許されるべきものではありません。しかし、それだけに「冤罪」に巻き込まれたら最後、その人の人生が大きく狂わされてし... 続きを読む

刑事事件

2013-08-22

冤罪があぶない(6)

 たとえ「冤罪」であっても、痴漢事件で「誤認逮捕」されてしまうと、引き続き10日ないし20日間の勾留は覚悟しなくてはいけません。容疑を否認している被疑者について、検察官が勾留請求をした場合、勾留裁判担当の裁判官は「証拠隠滅のおそれ」や「逃亡のおそれ」を安易に認めてしまう傾向にある... 続きを読む

刑事事件

2013-08-21

冤罪があぶない(5)

 「冤罪」が後を絶たないのが「痴漢事件」で、それも満員電車内での事件に関わる「誤認逮捕」が問題になっています。それだけ、満員電車内での卑劣な「痴漢行為」が多いことを意味しますが、何故、満員電車内では「誤認逮捕」が生じやすいのでしょうか。ポイントは3つあると思われます。 まず、... 続きを読む

刑事事件

2013-08-20

冤罪があぶない(4)

 大阪府堺市のガソリン・スタンドで、ガソリンを窃取したとして起訴された会社員の男性が、起訴を取り消されました。「真犯人」がまったくの別人であることがその理由です。大阪府警の捜査では、GS(ガソリン・スタンド)の記録から、盗まれた給油カードが使われたのが本年1月13日午前5時39分と断... 続きを読む

刑事事件

2013-08-19

冤罪があぶない(3)

 さて、私自身が「濡れ衣」を着せられそうになったお話を。自動車を運転して高速道路のICに入り、ETCをくぐったところで警察官に停止を命じられました。「シートベルト不装着」と言うのです。「不装着って…、見てのとおりベルトはしていますよ」と反論すると、警察官は「それはIC入口からここまで... 続きを読む

刑事事件

2013-08-18

冤罪があぶない(2)

 私が検察庁で実務修習をしていた際の「事件」をもうひとつ。道交法違反(酒気帯び運転)で書類送検されてきた男性のお話です。当時の道交法では「呼気1L中0.25ml」以上が酒気帯びの基準でした(今は0.15 mlですね)。飲酒検査は「北川式検知管」を使った機械で行われており、「検知管」(ガラス製... 続きを読む

刑事事件

2013-08-17

冤罪があぶない(1)

 本日のラジオ関西「時間です!古田編集長」では、「冤罪」という重いテーマについてお話をしました。私は、自分自身の経験から、「小さな冤罪」は、今でも日本中のあちこちで起こっている…と考えています。 たとえば、私が検察庁で実務修習をしていた際の「事件」なのですが、銃刀法違反で現行... 続きを読む

刑事事件

2013-08-16

「匿名の起訴状」があぶない

 最近、性犯罪やストーカー事件などについて、検察庁は、被害者を保護する目的から、被害者の氏名などの個人情報を伏せた起訴状を作成して裁判所に提出するようになっています。逮捕や勾留の手続では、すでにそのような「配慮」は行われてきており、これが起訴状にも拡大されたというわけです。... 続きを読む

刑事事件

2013-06-15

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