コラム

 公開日: 2018-01-17 

阪神・淡路大震災から23年。風化させずにできることをしていく

明石市政だより手書き

23年目の1月17日

阪神・淡路大震災から23年。
多くの方の命が奪われました。
犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

そして、兵庫県南部を襲ったあの地震では、明石市東部に位置するわが家も甚大な被害を受けました。
本当に多くのみなさんに助けていただきました。
感謝しかないのです。だからできることで恩返しをしていこう。
震災以後の私の行動は、すべて基本がそこにあります。
あの震災によって多くの人が、価値観や人生が変わった「原点」と語るように、私にとってもあの体験がその後の人生を変えていきます。

以前、神戸新聞に取材していただいた様子をこちらにまとめています。

『震災16年、あの日が原点』
http://mbp-kobe.com/kohoshi/column/16574/

同じく「原点」と語る著者と出会いました


シンプル声楽法

ここに1枚の新聞記事のコピーがあります。
『そして、初夏④ 激震・第2報』「赤とんぼ」励みに耐えた夫婦 神戸忘れ難く避難所へ
23年前の阪神・淡路大震災で被災したご家族の避難時生活を追った記事です。
-------
崩れ落ちた天井と床のすき間は約30センチ。ここに11世帯16人が閉じ込められた。……
地震発生から21時間。「このまま死んでしまうかもしれない」と思った。気を失った夫の耳に妻の「赤とんぼ」の歌が響いてきた。……
--------

この新聞記事は、1冊の本を編集しているときに、著者から届いた一通の手紙に同封されていました。
手紙には、「わたしの声楽の原点です。切り抜きをたいせつにとっていました。」と添え書きされていました。

やがて、本が出版され、著書『「赤とんぼ」で学ぼう 歌が上手くなる「シンプル声楽法」』の「おわりに」に、著者・中野陽子さんは次のように書いています。

---------引用--------------
1995年1月17日の阪神・淡路大震災の折、崩れ落ちた天上と壁、倒れた家具に埋もれながらも自らと周囲を励ますように、「夕焼け、小焼けのあかとんぼ……」と歌った女性の記事が新聞に掲載されました。
また、2011年3月11日の東日本大震災では、避難した学校の体育館の2階で一夜を明かした児童たちが『校歌』を歌って励ましあい、皆で救助を待ったといいます。
2004年10月20日には、台風23号で濁流に呑まれ水没したバスの屋根で高齢者23人が『上を向いて歩こう』を歌って夜を明かしました。

歌は生きる意欲を引き出します。生命に灯をともすという、原始より人間の生の営みを根源とする行為だからでしょう。
----------引用--------------

「原点」……

中野さんは、童謡「赤とんぼ」の作曲家・山田耕筰の愛弟子 嘉納愛子先生の門下生。いわば、孫弟子にあたります。
この新聞記事をきっかけに、彼女もまた「歌」を通じて世の中に自分ができることに取り組んでいきます。

23年前、あのがれきに押しつぶされ、猛火に焼かれた「生きたかった命」。
その命の分まで、生き続け無ければならないのだと思いを新たにしています。

震災23年1月17日によせて-----

「赤とんぼ」で学ぼう 歌が上手くなる「シンプル声楽法」
中野陽子・著
https://www.amazon.co.jp/dp/4295401358

本コラムは2018年5月31日で終了致します。

ブックマークの変更はお早めにお願いいたします。

【アメブロ 自治会・PTA広報紙でキラリ!プロジェクト】
https://ameblo.jp/kirarikohoshi

この記事を書いたプロ

PTA・自治会広報をサポートする出版社 株式会社ペンコム [ホームページ]

編集者・ライター 増田ゆきみ

兵庫県明石市人丸町2-20 [地図]
TEL:078-914-0391

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

4
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声
広報セミナー|増田ゆきみ

広報セミナー「地域NO.1 愛される広報紙・チラシの作り方」におきまして、アンケートの自由回答欄に、次の様なご意見をいただきました。・広報に対し、見方が変わ...

広報紙でキラリプロジェクト

「広報紙でキラリ!プロジェクト」(主宰 増田ゆきみ)では、主にセミナーを通じて、皆様を応援させていただいております。以下の内容は、『ワードで作る! PTA・...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
増田ゆきみ ますだゆきみ

保護者や学校、地域を輝かせる、PTA・自治会広報をお手伝い(1/3)

 「PTAや自治会の広報紙って、本当にもったいないと思いませんか?」。そう話すのは、株式会社ペンコム代表の増田ゆきみさん。2008年からPTAや自治会・NPOや自治体の広報紙担当の皆さんを応援する「広報紙で、きらり!プロジェクト」をスタート...

増田ゆきみプロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

NPO、PTA、広報セミナーなど。幅広く豊富な経験がベース

会社名 : PTA・自治会広報をサポートする出版社 株式会社ペンコム
住所 : 兵庫県明石市人丸町2-20 [地図]
TEL : 078-914-0391

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

078-914-0391

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

増田ゆきみ(ますだゆきみ)

PTA・自治会広報をサポートする出版社 株式会社ペンコム

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

大阪府内社会福祉協議会さん主催 平成29年度広報研修会アンケート集計

平成29年6月28日(水) 13:30~15:30、大阪府内社会福祉協議会...

地域福祉委員会さん
  • 50代/男性 
  • 参考になった数(1

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
読売新聞掲載「赤とんぼで学ぼう 歌が上手くなるシンプル声楽法」
イメージ

 ほほ笑んで歌って 「赤とんぼで学ぼう 歌が上手くなる「シンプル声楽法」(ペンコム・刊)の著者・中...

[ 本の情報 ]

今年も広報紙つくりセミナーでお世話になります
イメージ

 シリーズ開催が増えています 新年度、新学期がスタートしました。自治会や地区福祉委員会、PTAと、各...

[ PTA/自治会広報紙づくり ]

若年性アルツハイマーの母の介護。まんがでほっこり わかりやすい本を編集しました
イメージ

 まんがで読む 家族のこころと介護の記録 このコラムは、社会福祉協議会のみなさんはじめ、福祉関係の方...

[ 本の情報 ]

【速報】フジ月9「コンフィデンスマンJP」にCA本がバッチリ登場!
イメージ

 長澤まさみさんの手の中に( ´ ▽ ` ) 4月9日(月)夜9時、私は、テレビの前で正座してその瞬間をまっており...

[ 本の情報 ]

フジTV月9「コンフィデンスマンJP」に書籍『客室乗務員内定!完全版2019』が登場!
イメージ

 4/9スタート!話題沸騰のフジ月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』 春だ!4月だ!4月といえば新ドラマだ!...

[ 本の情報 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ