コラム

 公開日: 2014-10-29  最終更新日: 2014-11-16

ネット時代の子育て(5)「君の状況判断は?」高校生が自主ルール

明石の7高校が自主ルール

SNSの使い方 明石の7高校が自主ルール決める

前回は、「青少年とインターネット」問題に関して、政府や自治体の動きについてまとめてみました。
今回は、明石の高校生たちが、SNSの使い方について自主ルールを決めたという実例を取材してきましたのでご紹介しましょう。

【SNS「また明日」でお開き 明石の7高校が自主ルール】
http://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/201406/0007071631.shtml
兵庫県明石市内の全日制高校7校の生徒でつくる「明石7校生徒会」(7校連合)が、通信アプリ「LINE(ライン)」など会員制交流サイト(SNS)の使用時間を制限する自主ルールを取り決めた。「また明日」のあいさつでやりとりを終えることも定め、健全な利用環境づくりを目指す。

明石市内には全日制高校が7校あり、一昨年にその生徒たちからなる「明石7校生徒会」を発足させました。様々な課題の解決に向けて、自主運営で、真剣に話し合い、その結果を年2回発行する新聞で報告をしていくという取り組みをしています。

初年度に取り組んだ課題は、自転車のマナー。
通学・下校時の自転車マナーは、近隣の住民からも苦情対象となることが多く、PTAにおいても立ち当番をするなどして対応をしている問題です。

2年目に取り組んだのが、「スマホ問題」でした。
7校の全生徒、約7500人にアンケートをとり、その結果を新聞に掲載し、全高校生に同じ日に配付(8000部)。
アンケートの質問内容も高校生が自分たちで考えました。
集計は国際会計科がある明石商業高校が、新聞の発行は、高いレベルを誇る明石城西高校新聞部が協力しておこなったといいます。
明石7校SNSアンケート

こうして、<SNS「また明日」でお開き>などの自主ルールが導き出され、その内容について新聞に掲載し、全高校生に配付しました。
明石7校SNSルール

指導にあたっている先生は、スマホの問題も自転車マナーの問題も、「させられている」と感じるのでは無く、「自分で考え、自ら行う」ことが重要。子どもたちがこれからの時代を生きていくために必要な能力は、問題に直面したときの「状況判断」。
実際に、生徒が自らスマホ問題に取り組み、ルールを決めたことで、「スマホの向こうの相手のことが考えられるようになったようだ」と話してくれました。

この先生は、生徒が何らかの問題を起こしたとき、まず「君の状況判断は?」ときくそうです。
怒鳴ったり、いきなり叱ったりするのでは無く、「君の状況判断は?」ときく。
子どもたちの話を「聴く姿勢」。

スマホ問題を考えるときの子育てに、大いに参考になるはなしですね。

親子で考えよう ネット時代の子育て (1)
親子で考えよう ネット時代の子育て(2)
親子で考えよう ネット時代の子育て(3)
親子で考えよう ネット時代の子育て(4)
親子で考えよう ネット時代の子育て(5)
親子で考えよう ネット時代の子育て(6)
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