コラム

 公開日: 2014-08-14 

新聞感想文の書き方|ひょうご新聞感想文コンクールをテーマに

神戸新聞社が主催 今年で5回目


新聞を読んで、あなたはどんな感想を持ちますか。

神戸新聞では、現在、「ひょうご新聞感想文コンクール」を行い感想文を募集しています。
締切は、個人応募の場合は9月4日(木)必着。
応募資格は、兵庫県内在住または県内の小学校、中学校、高校に在学する児童・生徒。
学校単位でも個人でも応募できます(1人1点に限る)。
http://www.kobe-np.co.jp/info/news_report/


一冊の本を読んで、何万字という文章をもとに感想文にまとめていく作業とは異なり、文章量が少なく、かつ記者(記事)の意図が明確な新聞記事の感想文を書いていくのは、比較的取り組みやすいと思います。
ぜひ、感想文の練習をしてみてはいかがでしょうか。

感想文のポイント


「感想文」に限らず、文章というのは、「目的」(なぜ書くのか)と、「対象」(誰に書くのか)を明確にしないと書けませんね。

今回の募集要項を確認してみましょう。
新聞感想文の場合、目的について次の様に書かれています。
--------------
【目的】
小中高校生の皆さんが生きた社会教材として新聞を読み、情報を知り、考えたことを自分の言葉で伝えることを目的に新聞感想文コンクールを実施します。
新聞の活用を通じて子どもたちが、活字に親しみ、社会や地域への関心を高め、家族とのコミュニケーションが深まればと願います。
---------------
このように文章で書かれているとよく理解できませんので、短文に分解してみます。

【目的(箇条書きに分解)】

生きた社会教材とする
新聞を読む
新聞で情報を知る
考えたことを自分の言葉で伝える
新聞を活用する
子どもたちが、活字に親しむ
社会や地域への関心を高める
家族とのコミュニケーションを深める

と、こうなりますね。
-----------------
この目的に添った感想文を書いていけばいいのです。
パターンとしては、例えば次の様になります。
文章を書くときは、まず構成を考えます。

【構成案】
これまであまり新聞を読んだことがなかったが、夏休みに連載が始まった○○○という記事を読んでみた。
新聞記事を読んで、○○○○という情報を知った。
この情報の○○○○という点を活用して、○○○○という行動につなげた。
それによって、○○○という発見(驚き)があった。
家族や、いなかのおじいちゃんといろいろなことについて話すきっかけになった。
これまでは、このまちにことにあまり関心はなかったけれど、新聞によって身近に感じるようになった。
これからは、今回の経験を生かし、新聞をしっかりと読んで、私の夢の実現に向けて活用していきたい。

というようなパターンになるでしょうか。
この【構成(パターン)】さえできたら、記事を読んで次々と感想文を書いていくことができます。

誰のために書くのか


次に考えなくてはいけないのが、対象、誰のために書くのか、という点です。
読書感想文にしても、今回の新聞感想文にしても、「誰に」は悩ましいところですね。

コンクールで入賞することを考えるならば、主催者が対象、ということになります。
記者や、神戸新聞関係者をイメージして書けば、入賞をぐん!と引き寄せることができるかもです。
しかし、それでは、書く立場としてはおもしろくないでしょう。
私も親として子どもに「神戸新聞社さんのことをイメージして書いてごらん」というのは、どうも気が進みません。

ならばどうするか。
子どもさんに聞いてみましょう。
「この感想文、誰に読んでほしい?」「誰のために書きたい?」と。

すると、「いつも新聞を読んでいたおじいちゃん」「未来の自分」「愛犬」とか、いろいろ話してくれるかもしれませんね。このプロセスこそ大切な親子のコミュニケーション。
決して、否定せずに、「Yes And」(そうだね、それから))で聞き出してみて下さい。

このようにして、書きたい・読んで欲しい対象をイメージしていくと、文章は書きやすく、内容がぶれないものなのです。

ぜひ、お試し下さい。

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