コラム

 公開日: 2009-10-01 

秋ゼミ-7- 見出しの付け方


秋ゼミ-7- 見出しの付け方

内容を読んでもらえるか、読んでもらえないか、その分かれ道が「見出し」です。

新聞や雑誌を読むとき、真っ先に目がいくのは見出しでしょう。思わず読みたくなる、そんな見出しをつけるにはどうしたらいいのでしょうか。

<広報誌は「見た目」がすべて>

あなたは、新聞や雑誌、本を手にとったとき、どのような読み方をしますか。
ほとんどの人が、見出しや写真だけを見て、内容まで読むかどうかを判断していくのではないでしょうか。
PTAや自治会の広報誌も同じです。手に取った人の関心を引くような見出しを考えて、一生懸命に作った記事をしっかり読み込んでもらいましょう。

<見出し>
見出しには、一般的に「大見出し」「中見出し」「小見出し」などがあり、重要であったり、しっかり知らせたいテーマを大きく、目立つように扱います。
①短い言葉でも文章の内容が把握できる
②内容まで読んでみたいと思わせる
という重要な役割をもっています。

例えば、このようになります。
新型インフルエンザにどう対応? …大見出し
保護者向け説明会に○○人が参加    …中見出し
○月○日、○○校体育館にて開催 …小見出し

<大げさな見出しは言い換えよう>
PTAや自治会など、広報誌作りにあまり慣れていない皆さんと一緒に広報誌を作っていると、ある傾向があることが分かります。
「大げさな見出し」をつけてしまうということです。
私が、「見出しで目立って」というものですから、どうしてもセンセーショナル型に陥ってしまいがちです。
例えば、「○○、大人気!」、「○○イベント、大成功!」、「○○セミナー、大盛況」など、「大」をつけた陳腐な言葉の羅列です。「大~~」というキーワードは使いたくなるのですが、その言葉の「大きさ」ほどは、見る人の心に訴えないのです。この場合は、具体的な数字などを使い、「○○イベントに3000人」とか、「○○セミナー、講師への質問とぎれず」というように表現することで信憑性が増します。

<寄稿文の見出しは、内容からキーワードを抜き出して>

よほどの有名人でない限り、読む人の関心をあまり引かないのが寄稿していただいた文章です。PTA会長あいさつ、自治会長あいさつなどです。そこで見出しが重要な意味を持ちます。寄稿者にあらかじめつけていただいた場合は、、「○○について」「○○を目指して」「着任ごあいさつ」など、ごく普通の見出しがついている場合が多いと思います。
かといって、スポーツ紙のように、センセーショナルな文やデザインは、内容になじみません。本文と関係のない見出しをつけるわけにはいきません。さて、どうしたらいいでしょうか。

この場合の方法は一つ。寄稿文章の内容から、執筆者が言わんとしているキーワードをいくつか引っ張り出し、興味関心を引きそうなタイトルに仕上げるのです。
例えば、「PTA会員のみなさまへ」→「沈黙のPTAから、物言うPTAへ」、「1年間よろしくお願いします。」→「PTA会員のみなさまに5つの約束」、「夢のある学校作り」→「子どもたちに夢を与える学校でありたい」など、ちょっとしたひねりを入れてみてください。これだけでも読んでみようかなという気になってもらえるのです。仮に内容まで読み込んでもらえなかったとしても、そこで訴えたいことがらや方針などが見出しだけでも伝わるという効果もあります。

<取材文の見出しは、目的や意図から>

実際にイベントや講演会、PTA、自治会活動などを取材して記事を書いた場合は見出しをつけやすいと思います。むしろ、見出しを先に決めて文章を書き進んでいった方が、書きやすい上に、良い内容になります。
取材の際には、イベントや講演会などの主催者に開催の目的や意図を聞くと思います。その内容から見出しを作ると失敗はありません。インタビューや講演会での発言内容、参加者の感想などからキーワードを抜き出して、「ここがポイント」と思われる見出しを作ってみてください。

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