コラム

 公開日: 2009-07-12 

「連絡名簿作ろう条例」を考える


今朝の朝日新聞、1面に掲載のこのニュースが気になりました。

「連絡名簿作ろう条例」箕面市検討 インフル混乱が教訓2009年7月12日

http://www.asahi.com/national/update/0711/OSK200907110133.html

 学校や自治会の連絡名簿をつくろう――。こう呼びかける条例制定をめざし、大阪府箕面市は近く検討会議を設ける。個人情報保護を理由に連絡名簿の作成は減っているが、新型インフルエンザで急に休校が決まったとき連絡が行き届かずに混乱したため、必要と判断した。総務省によると、全国的に例のない試みという。
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この記事を見て真っ先に思い浮かんだのが友人で神戸新聞のM記者さん。

以前、「インフルエンザ関連ネタないですか~」という会話の中で、「今回(インフルエンザ休校)のようにイザという緊急時に、連絡の手段がなくて大変だったのよ~」という話をさせていただきました。

この朝日の記事でも触れられているように、最近は、学級連絡網を作らない場合が多い。記事では、「個人情報保護」の面からとありますが、マスダが記憶する限りでは、ずっとその前、連絡網を利用したいたずら電話が多発し、我が子の小学校では、電話の内容に驚いた小学生が急いで親に連絡しようと家を出たとたん交通事故に遭いそうになったという事態が発生。
事態を重く見た学校サイドでは、緊急の対応策として、連絡網の見直しを図り、学級全体の連絡網は廃止となりました。

個人情報保護はずっと、その後だったように記憶しています。

実は、このころ、一斉に「連絡網の見直し・廃止」に動いた明石市内の学校に対し、神戸新聞の担当記者さんが、「いざというときにこれで対応できるのか」という記事を掲載していたのでした。

ですから、「インフルネタ」の際には、当時の記事とリンクさせつつ、いざというときの緊急連絡についての記事を書いてほしかったのです。

(これは彼女が入社する前の話。その記事を書いたのは○○さんで~、とああ、そこまでネタ提供したのに・・)

今回のインフル連絡網で、もっとも役立ったのは、じつは「携帯メール」でした。
マスダとしては、「地域の中に緊急連絡手段の確立を」という面まで掘り下げてほしかったのですが。

箕面市では、「連絡網を作りましょう」と条例で定めたいとあります。

マスダは以前のコラムで「なんでもかんでも条例をつくるな」という持論を紹介しました。

「携帯電話の規制条例を考える」
http://pro.mbp-kobe.com/kohoshi/column/1959

しかし、箕面市さんの今回の条例には賛成です。

教育現場では今、「個人名」を出すことに対し異様なまでに敏感になっています。
PTA広報誌を担当している皆さんなら、イヤというほどこの問題と直面しているのではないでしょうか。

名前を出してはいけない。
正面からの顔写真を掲載してはいけない。
などなど。

これらの「個人情報」をどう扱うのかという一定のルールが示されず、扱いやその結果の全責任が学校長にゆだねられているという教育現場の状況を考えると、これは仕方がないと思う反面、あまりにも行き過ぎではないかと感じることもあります。

ですから、箕面市のように、個人の名前を出すときなど、条例である一定のルールを示しておくということは、現場としても動きやすいのではないでしょうか。

で、友人の神戸新聞記者どのは、「緊急連絡網」のネタを取材・掲載したのかなあ~と気になって、気になって。
メールしてみようっと。

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