コラム

 公開日: 2015-04-10  最終更新日: 2015-09-09

外国人観光客の誘致に効果的な英語のホームページの作り方~観光地の場合

観光客
こんにちわ、副校長の三宮です。前回のコラムは多くの方にお読みいただきました。ありがとうございます。(まだの方はこちらからどうぞ)「まだうちの規模では英語のホームページは要らない」とお考えですか?」

その中で「外国人観光客をひきつけるには、まず英語版のホームページを作りましょう」とご提案しました。英語で発信すればたちまち思いもかけなかった国や地域の人が見ることになります。これを利用しない手はありません。そこで今日はリーズナブルに外国人観光客を誘致できる英語版ホームページの作り方をご紹介します。

ホームページの英語化にまず必要なこと

最初にしていただきたいことは、自社の既存ホームページのうち、どこを英語化したいかを明確にすることです。日本語の頁全てを英訳するとコストがかさみます。中には外国人向けには不必要だったり不適切なものもあるでしょう。

ところが、英語訳を既につけている観光地や名所が、その点を充分に理解しているとは言えないのが実情です。結果、日本語の頁をそのまま翻訳会社に、あるいは知り合いの外国人に、英訳してもらったホームページが多く見られます。これはコストの無駄であるばかりでなく、本当に伝えたい情報が見えにくくなるので、折角英語で発信しても効果が薄れてしまいます。そこで、例を挙げて、効果的な英訳を考えてみたいと思います。

何を英語で伝えたいのか~巣鴨の商店街の場合

東京では「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれ、多くの高齢者でにぎわう巣鴨を見てみましょう。
巣鴨地蔵通り商店街

このホームページは日本語だけになっていますが、内容はとても充実しています。
メイン頁「散策する」「お参りをする」「特集を見る」をはじめ、最近の催し、各店舗からの情報、巣鴨周辺の名所探訪、資料と川柳大会、素顔の巣鴨などなど、情報が満載です。

これを全て英訳するとなると、とても大変なことになってしまいます。そこで、外国人観光客が興味を持ちそうなこと、売り込みたいポイント、商品を絞り込むことが必要になってきます。この作業は案外大変です。なぜかと言うと、中にいる人間にはそこを初めて訪れる人間、それも外国人の目線で考えることが難しいからです。

日本人からすると意外なものが人気だったり、当たり前と思っていることが不思議だったり、それが異文化のギャップです。外国人観光客の好みに合わせた英語化をしなくてはなりません。費用を考えても、必要最低限のものに絞った上で魅力を発信することに専念し、あとは「とにかく来てみて、楽しいから!」という誘致の方針が最適ではないでしょうか。

そう考えると、最低限必要な情報を英語化するだけで事足りるはずです。

どの情報を英語化するか

数あるホームページの中の情報のうち、最初は最低限必須事項だけを英訳して、様子を見ることをおすすめします。その方がコスト節約にもなるからです。英語化で外せないものは次の4つです。

1 概要
最初に「どういう場所(会社、店)なのか」を簡潔に説明します。ここで大切なことは、欲張らないことです。上記の巣鴨の例で言うと、巣鴨はどんな場所なのかを知らない人に口頭で説明するように考えます。あまり長文が続くと、初めての人は読む意欲が失せてしまうかもしれません。
今年は400年祭の巣鴨
この頁を半分に縮めて英訳することをお薦めします。

2 地図、アクセス情報
次に、来てもらうためのアクセス情報は欠かせません。できれば、クリックしてPDFをダウンロードするよりも地図をそのまま掲載する方が良いでしょう。更に、交通機関は電車、車、バスなど考えられる限りの方法を所要時間、最寄り駅とともにできるだけ詳しく載せます。自分が海外旅行に行った時に、観光地で特定のスポットを探して歩くイメージです。

3 目玉商品・見どころ
ここでも、欲張らないことが大切です。外国人にとって魅力的に移りそうな日本的なものを厳選します。ガイドブックやスマートフォンは誰でも持っていますから、あまり詳しくホームページに載せる必要はありません。検索してもらうための目次のような感覚で、見やすくシンプルに作りましょう。

4 問い合わせ
通常はメールアドレス・電話番号を掲載します。しかし、問い合わせに英語で対応する方法が確立されていない場合は、載せても意味がありませんよね。英語で対応できるオペレーターがいる、もしくはメールを転送して翻訳してもらえる場合に限り、問い合わせ先を載せるようにします。単独では対応が難しいという場合は、自治体の観光協会や商工会議所に応援を頼む方法もあります。

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さんぐう ゆうこ米国ワシントンDC生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。1983年シティバンク大阪支店(当時)入行、法人営業部外国人付秘書として勤務。...

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