コラム

 公開日: 2015-01-16  最終更新日: 2015-01-19

英語研修はトップから始めよう~「我が社の英語力を何とかしたい」とお考えの経営者の方へ

ステップアップ
前回のコラムでは、英語研修の目的を明確にしなくてはいけないとお伝えしました。次に考えることはどの社員に対して研修を行うかということです。私たちがここでご提案したいのは「トップダウン方式」です。つまり、役員クラスから英語研修を始めましょう、ということです。「今さら英語は無理」「若い人にやってもらおう」とお考えの方が多いようですが、実は英語研修の成否はこの方たちにかかっているといっても過言ではありません。
(前回のコラムはこちらからどうぞ) 
「我が社の英語教育を何とかしたい!」とお考えの人事担当者・経営者の方へ 2

大事なことその2 誰から始める?

全社的に英語レッスンを始めるということは、稀なケースを除いてはかなり無理があります。そこで、多くの会社では新人研修で導入する形を取っているようです。次に、3年目ぐらいの社員から希望者を募る形式。また、社内で指名する方式など様々です。会社の規模・業種によっても状況は違ってきます。

ここで共通した問題となるのは、ある程度以上の年齢の方が多い役員(経営陣)の方たちです。現在40代後半以上にあたる方たちが受けた学校英語教育は、使える英語とは言えないものです。25年以上前の平均的な学校英語と言えば、英文和訳、長文読解、文法事項の習得を目的としていました。センター試験にリスニングが導入されることもなく、ALTと呼ばれる会話を担当する外国人教師も配置されていませんでした。従ってこの世代の人たちは高学歴であっても、英語そのものに対する苦手意識を持つ人が多くなっています。

楽天の例のように代表が英語を流暢に操り、入社式の挨拶や記者会見も英語で行う場合は、社内英語公用語化を勧めやすいと言えます。トップの姿勢が社員に伝わりやすいからです。若い新入社員から見れば、「社長カッコイイ!」あるいは「自分もああなりたい」というロールモデルになります。しかしこれはあくまでも少数例であり、全体から見れば英語が堪能なトップはまだまだ少ないのが実情です。このトップの人たちが苦手な英語を本気で始めた、となればどうでしょう。社員もついて行かざるを得なくなります。「英語がんばれよ」という掛け声だけではなく、トップが英語にたいして自ら取り組む本気を見せることで、研修自体のインパクトが強まります。

トップから始めよう

私達神戸ビジネススクールが英語研修に関してトップダウンの方式が効果的だと考える理由は、ここにあります。社員数が比較的少ない中小企業では、特にそうだと思います。理想的には役員から始め、次に部長クラス(幹部社員)というように、開始時期をずらして実施できればいいでしょう。そして新人研修を同時に行えば、上と下が英語に取り組むことになり、間にはさまる中堅社員が残されます。実はこの中堅社員こそ、グローバル人材として最も活躍が期待される人たちです。「上を見ても下を見ても英語をやっている。自分達も本気でやらなくてはいけないのではないか」という圧力を感じてくれれば、強いモチベーションになります。

中堅社員は、社内でも最も多忙な人たちでもあります。彼らが英語研修に本気で取り組むためには、かなり強い内的動機付けが必要です。「TOEIC700点がなければ昇進は不可」というような罰則的な取り決めではなく、自ら進んでやるのだと思ってもらう方が効果的です。そのために、多忙で英語が苦手であまり若くもないトップこそお手本を見せましょう。英語研修をどう成功させるかは、社員ひとりひとりの危機感にかかっています。

それでは、実際にはどういった形の研修が英語力アップに効果的なのでしょうか。次のコラムで年齢・レベル・役職などに応じた例をご提案します。

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