コラム

 公開日: 2014-08-17 

住宅ローンを払えないときはどうなる? 住宅ローンという借金の怖さを知る

先日、住宅ローンについてご相談に来られたお客様から、こんな質問がありました。

「数千万円もの借金をすることがとても怖いです。返していけるのか心配です。ほかの皆さんは平気なのでしょうか?」

誰もが持つ心配、不安だと思います。
私のところにご相談に来られる方は、住宅ローンの返済ができるかどうか、心配だからこそ相談に来られています。

相談者の家計を分析し、将来の金利上昇時どれだけ家計に負担が増えるか、試算しながら、支払っていけそうな返済額、借入額をアドバイスしています。

それから、住宅ローンが払えない場合、どうなるのか、それも詳しくお話するようにしています。

これから住宅ローンを借りる方には、最悪の場合はどうなるのか、事前に知っていただき、そうならないために、日々の生活、支出を見直してほしいからです。

住宅ローンの返済が滞る人はたくさんいます。
私の事務所では、住宅ローンを払えなくなった方からのご相談が一番多いのです。
相談者とお話していると、一度、住宅ローンが払えなくなったら、立て直すのは大変難しいと痛感させられます。

住宅ローンが払えなくなったら、まず、銀行に相談しなくてはなりません。
ここで、クレジットカードなど無担保の借金をして、住宅ローンの返済に充てる方がいますが、住宅ローン以外の借金は金利が高く、かえって借金が膨らみ、返済負担が増します。
絶対にやってはいけないことです。

銀行に相談に行くと、ある程度は返済条件を見直してくれます。
しかし、これだけでは問題は解決しません。
月々の返済額が少しだけ軽くなる程度です。

銀行の方針、顧客の状況により対応は異なりますが、月々の返済額を抑えるためには、元金返済を減らすか、借入期間を少しだけ延ばすことぐらいしか、銀行としても対応できないのです。

多くの場合、1年か2年の間、元金返済を抑えるという対応になります。
その間に、支払いが滞ることのないように立て直すことを要求されます。

住宅ローンを払えない方の家計は、かなり深刻な状況になっています。
1年や2年では立て直せない方が多いのが現実です。
立て直せないのなら、家を売るしかありません。

住宅ローンの返済が半年ぐらい滞ると、銀行は差し押さえの手続きを取ります。
あとは競売にかけられ、落札金額は住宅ローンの返済に優先してまわされます。

住宅ローンの残債よりも高い金額で落札されれば、余った分は所有者に渡されますが、多くの場合、住宅ローンの完済は無理です。

競売によっても返済できなかった残債は、家を失った後も支払わないといけません。
払えないのであれば、自己破産を検討するしかありません。

住宅ローンが払えなくなれば、家を失うことになります。
そうならないために、無理な借り入れをしないことが何よりも重要です。

この記事を書いたプロ

BLPファイナンシャルプランナーズ事務所 [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 菊池英司

兵庫県神戸市中央区中山手4-1-11 廣川ビル4階 [地図]
TEL:078-332-0780

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