コラム

 公開日: 2010-03-25  最終更新日: 2013-05-18

知って得する漢方の豆知識 第4章 ~糖尿病 ③~


知って得する漢方の豆知識 第4章 ~糖尿病 ③~

糖尿病はインシュリンを正しく分泌・機能させることで罹患しない病気と
言えるようです。
何らかの原因でインシュリンを分泌する機能が失われ糖尿病になる症例も
ありますが、日本人の糖尿病患者の95%が生活習慣に原因を持っていると
言われています。

糖尿病予防の第一、何と言っても毎日の食事。
予防のチェックポイントは、沢山ありますが、西欧の人に比べてインシュリンが
出にくい体質の日本人は、ゆっくりと分泌されるインシュリンのテンポにあわせて、
とにかくゆっくりよく噛んで食事する事が一番です。

次に注意したいのは、肥満。
高カロリーの甘いものや脂っぽいものの食品の取りすぎに注意です。

そして、運動して筋肉組織に取り込まれたブドウ糖を消費させましょう。
適度の運動は、肥満を防ぎ、インシュリンの分泌を高め、血液中の
糖分を減らし、相乗効果で糖尿病を予防できます。


先日、こんな記事がありました。
「肥満、高脂血症は糖尿病になりやすい事」を動物実験で確かめられました。

-----------------------------------------------------------------------

肥満から糖尿病」仕組み解明…神戸大准教授らマウス実験予防・治療薬開発に道

肥満や高脂血症になると、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓(すいぞう)の
β細胞に普段あまりないたんぱく質がたまり、β細胞が死んで糖尿病になることを、
神戸大保健学研究科の木戸良明准教授らがマウスの実験で確認した。


メタボリック(内臓脂肪)症候群に関連した糖尿病の発症メカニズムの重要部分を
明らかにした研究成果。


このたんぱく質を抑える物質や薬は見つかっており、予防・治療薬に結びつく可能性がある。
米医学誌に発表された。

このたんぱく質は「C/EBPβ」と呼ばれ、肝臓での糖の分解や脂肪細胞の増殖を助けている。


木戸さんらはマウスに脂肪の多い餌を与え、肥満状態にした。
すると糖尿病でない状態でも、このたんぱく質がβ細胞で増え始めた。

マウスの遺伝子を改変してβ細胞でこのたんぱく質が活発に働くようにすると、糖尿病を発症。

一方、糖尿病のマウスの遺伝子を改変してこのたんぱく質を働かなくすると、β細胞が増えて
血糖値が改善した。

木戸さんは「糖尿病用の血糖値降下剤やホルモンの一種、漢方薬の成分が、C/EBPβの
働きを抑えると報告されている。

これらをモデルに薬を作れそうだ」と話している。

(2010年2月25日 読売新聞)

-----------------------------------------------------------------------




*******************************************
神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。
http://www.e-kenkouya.com/
【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
********************************************

この記事を書いたプロ

漢方薬局けんこう屋 [ホームページ]

薬剤師 松原一彦

兵庫県神戸市中央区楠町6丁目12-20-101 [地図]
TEL:078-371-4193

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

2年半前に、右乳房の乳がん切除手術後、放射線、抗がん剤治療を行ってきました。抗がん剤による副作用で、顔のほてり、右手の痛み・しびれが続き、肩も上がらな...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
松原一彦 まつばらかずひこ

病を治すのは、自身の生活を治すこと(1/3)

 漢方は、中国の漢時代から三国六朝時代にかけて体系づくられ、漢民族が確立したことから「漢方」薬と呼ばれています。「人には元気になろうとする力(自然治癒力)が備わっています。その能力を助け、発揮できるように手助けするのが漢方の持つ力なんです...

松原一彦プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

本格的な漢方薬で、新しい健康体質をつくる相談薬局です。

会社名 : 漢方薬局けんこう屋
住所 : 兵庫県神戸市中央区楠町6丁目12-20-101 [地図]
TEL : 078-371-4193

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

078-371-4193

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松原一彦(まつばらかずひこ)

漢方薬局けんこう屋

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

患者様のお喜びの声   乳がん

2年半前に、右乳房の乳がん切除手術後、 放射線、抗がん剤治...

A.T
  • 60代以上/女性 
  • 参考になった数(0

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
春先の胃不定愁訴・機能性ディスペプシア
イメージ

 4月に入り各地の桜の花も開花し、いよいよ春本番の季節になりました。 今年の2月~3月の季節の変わり目...

[ けんこう通信 ]

プロバイオティクスと脳・神経疾患
イメージ

3月から4月にかけて陽気も春らしくなり、気温が上がったり下がったりする頃は自律神経も乱れやすい季節で...

[ けんこう通信 ]

炎症という現象について
イメージ

明けましておめでとうございます。今年も健康に関する情報を発信して参ります。どうぞよろしくお願いしま...

[ けんこう通信 ]

体臭は肝臓の処理能力不足も原因か?
イメージ

今年も残り少なくなりました。一年間の疲れと年末年始の忙しさで肝臓も腎臓も疲れやすくなる頃。年末年...

[ けんこう通信 ]

不快な症状と体の治癒反応
イメージ

急激に寒くなって、風邪をひいている方が多いこの頃です。気温変動が大きいこの季節、どうぞお大事にお過し...

[ けんこう通信 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ