コラム

 公開日: 2013-02-28  最終更新日: 2014-08-01

増え続ける花粉症 - ② -



前回コラム
http://mbp-kobe.com/kenkouya/column/34328/ の続き、

よく使用されている漢方は、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)、
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)。これらは主に寒証で
体が冷えやすく、鼻水もサラサラの方に良く、体を温めて鼻汁を
減らす生薬が使用されています。
次に鼻が詰まってくる場合は、葛根湯加辛夷川芎(かっこんとう
かしんいせんきゅう)や辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などの
処方を使用します。また、のどや鼻の粘膜が赤く腫れてくる慢性
炎症の場合は、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)なども
使用します。新薬は、眠気や口の渇きなどの副作用があります。
眠気などの副作用が強く出やすいため、特に乗り物の運転や機械
操作などには注意が必要です。
漢方薬は眠くならないので、ビジネスマンや受験生には大変
喜ばれています。
最近、花粉症を抑える色々な抗アレルギー薬が開発されています。

なぜ花粉症は、完治せず増え続けるのか?

スギは、恐竜の生息した時代に登場した起源の古い植物群です。
奈良・吉野地方には昔から沢山のスギがありますが、花粉症患者が
特に多い地方でもありません。そう考えると花粉症が増え、
治りにくいのは「現代人の体質の変化」としか考えられません。

恩師・山本巖先生は、
「アレルギー(花粉症・アトピー・喘息)の原因は食生活が大きく
関係している。」
「50年前から学校の校医をしていたが、昔は、全校にアレルギーの
生徒は1人いるか、どうかだった。
今は、教室に10人以上のアレルギーの子がいる。これは昭和45年の
大阪万国博覧会以降に、日本人の食生活がまったく変わってしまった
からだ。ケーキ、ドーナッツ、クッキー、炭酸飲料、スポーツドリンク、
ジュース、品種改良された甘い果物、甘いお酒など食生活が大きく
変化した。
この様な食品は、とても甘く美味しいので、日本人の子供から大人まで
毎日のように食べている。一億、甘い物漬け状態だ。
この食生活を改善しない限り、どんな良い薬を飲んでもアレルギー
(花粉症・アトピー・喘息)は治らない。」と断言されました。

スイーツ(洋菓子・和菓子・果物)の食べ過ぎは、かならず水毒体質に
なります。



水毒体質を改善する事は、アレルギーを改善する近道

アレルギー体質の方は、美味しいスイーツ、口当たりの良いお酒、ジュースは、
要注意。
花粉症の方は、花粉が飛び始める前から極力控えてください。
止めると漢方薬の効きも良くなります。

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