漢方薬のプロ
プロTOP:松原一彦プロのご紹介
病を治すのは、自身の生活を治すこと(1/3)

本来の体の機能を高める
漢方は、中国の漢時代から三国六朝時代にかけて体系づくられ、漢民族が確立したことから「漢方」薬と呼ばれています。
「人には元気になろうとする力(自然治癒力)が備わっています。その能力を助け、発揮できるように手助けするのが漢方の持つ力なんです」
話すのは、神戸の漢方薬専門店「漢方薬局けんこう屋」代表・松原一彦さん。松原さんのもとには遠方からやってくるお客さんも多いそうです。
松原さんの考える病のキーワードは「お血(けつ)を取る」ということ。
「お血というのは、漢方用語で『体内の血液の流れが悪くなっている』状態をさします。これを放っておくと体内に血液が行きわたらなくなり、頭痛や肩こりをはじめ、あらゆる病をひきおこす原因とされています」
だからといって血液の流れを良くするだけではダメ。さらに体へのケアをするということも大切だそう。
「病根を無くしたとしても、弱ってしまった体も助けてあげないといけないんです。そこで、先に言った自然治癒力を高めていくことが必要なんです」
大学で講師として教壇に立ち、漢方医師研究会で講演会なども行う松原さんですが、自身も常に文献を読んだり勉強会や学会に出かけるなどして、日々の勉強を惜しまないそうです。
「漢方医学は、実際に漢方を処方した多くの先人の足跡を学ぶ経験医学でもありますから」
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