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困難な相続事件に全力で取り組む、神戸の弁護士 柿沼太一(1/3)

柿沼太一 かきぬま たいち

難しい相続事件でも、とことん話を聞いて満足していただける解決を目指します。

 JR神戸駅から北へすぐのところに、かけはし法律事務所はあります。かけはし法律事務所に所属している柿沼太一さんのもとへは,最近相続に関するご相談が非常に多いのだとか。相続事件に力を入れて取り組んでいる弁護士の柿沼さんは、相続事件は他の事件と違う特質を持っていると言います。

 「まずは当事者間の感情の対立が凄まじいこと。これまでに積もりに積もった感情が一気に爆発して、こじれているケースがとても多いですね。次に、事実調査が困難であること。何十年も前にさかのぼって贈与があったのか、なかったのかなど、長期間の事実関係が争点となるので、証拠関係が複雑なんです。最後に、相続に関しては法律上の争点やそれに伴う裁判例が多数あるので、法律的にも深い検討と調査を重ねなければなりません。相続事件は、弁護士にとっても難しい事件の一つであると思います」。

 そんな複雑かつ困難な相続事件に取り組む柿沼さんは“徹底してお話を聞く”ことを心掛けています。「私は依頼者からのお話をしつこいくらい聞きます。それは遺言を作りたいと考えるご本人の場合でも同じこと。法律的に必要なポイントだけを押さえてお話を聞いていくことは一見、効率は良いんでしょうけど、それだけでは不満が残ると思うんです。それに、依頼者が考えている以上に、弁護士の立場から見れば重要な情報がお話の中に隠されていることもあります。“解決できれば良い”というのではなく、依頼者の方に満足していただいた上で解決していかなければならないと考えています」。時間が経てば経つほど問題が複雑化して打つ手が少なくなってきてしまう相続事件。弁護士への早めの相談を柿沼さんは訴えています。

 また、映像制作会社とタッグを組んで、遺言書と共にメッセージを映像で記録した一枚のDVDをお渡しするサービスも開始しました。「文字で残す遺言書は厳格に形式が決められているので、遺産の使い方や相続の理由までをわかりやすく明記することが難しい現状があります。ご本人の言葉を映像で残すことで、相続争いの予防へもつながるのではないかと期待しています」。

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【次ページ】 依頼者の悩みに共感。笑顔に変わる瞬間が一番の喜びです。

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