コラム

 公開日: 2014-01-03  最終更新日: 2014-01-07

失敗しないため?のコツ

マーク・フィッシャーの「すべてが奇跡に変わるとき」(ダイヤモンド社)という本を読んでいると、失敗しないため?のコツに気づかされます。
そこではゴルフをたとえにあげているのですが、ゴルフをしたことのある人なら誰でもわかるはずです。
ショットを打つ前、「目の前にある池やバンカーに入れてはいけない」と意識すると、吸い込まれるようにそこに向かって打ってしまう。
不思議ですが「入れてはいけない」と思えば思うほどに、池やバンカー入れてしまうんですね。

潜在意識について書かれた本を読むと、
「潜在意識は『~してはダメだ』『~しない』という否定的な言葉を理解しない」
とあります。
つまり、ゴルフのショットの場合「目の前にある池やバンカーに入れてはいけない」と意識すると、潜在意識は「目の前にある池やバンカー」という言葉だけをとらえます。
その結果、潜在意識の影響を受けて体が、池やバンカーに向かって打つように反応してしまうのです。

目の前に池やバンカーがあってもショットをうまく打つ本当のコツは、池やバンカーでない場所に意識を向けることです。
そして、その狙った場所に鮮やかにボールが向かっていくというイメージを描くのです。
「失敗しない」ことを考えるのではなく、「成功した」ことだけを確信してイメージを描くのです。
もし、心の中でありありとしたイメージが描けたならば、それが実現する可能性は極めて高くなります。

こうしたことはゴルフなどのスポーツをやっているとよくわかります。
しかし、私たちは普段の生活になると、失敗を恐れ、失敗をしないようにということを意識して毎日を送っています。
そうです。
「失敗」という言葉を意識して、潜在意識を「失敗」に向けて働かせているのです。
その結果、本当に大きな失敗をすることもあります。
あるいは、大きな失敗には至らなくても、なかなか成功することもなく、悶々とした毎日を送ることになります。

「すべてが奇跡に変わるとき」にはこのように書かれています。
イエス・キリストは「祈りをささげるときは、求めているものをすでに受け取ったように祈りなさい。あなたの願いがすべてみとめられたように祈りなさい」と言った。
「夢の実現を妨げるすべての障害について考えなさい。それを分析し、注意深く考え、用心しなさい」とは言わなかった。

「失敗をしないためのコツ」は“失敗をしない”と考えること自体、ダメなのです。
ありありとした成功をイメージトレーニングし、「鮮やかに成功するコツ」という言葉で考えるようにする必要があります。
要するに、たとえ失敗の可能性があっても失敗することを意識から排除し、ただただ鮮やかに成功することをイメージし、成功した気分に浸るようにするのです。
そうしたマインドで行動に移すとき、成功する確率は極めて高くなり、すなわち、それが最大の「失敗しないため?のコツ」になります。

この記事を書いたプロ

いずみハートクリニック [ホームページ]

精神科医 泉和秀

兵庫県神戸市東灘区岡本2-7-3 ピークス岡本3F [地図]
TEL:078-453-8010

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