コラム

 公開日: 2013-05-07  最終更新日: 2013-06-13

あなたの言葉は伝わっている?

心の余裕がないときには、言葉というものは伝わらないんです。
みなさんだってそうでしょ?

例えば、一日の仕事を終えてぐったりとしているときに、さらに赤ん坊が泣いて面倒を見なくちゃいけない。
そんなときにもうひとりの子どもが「お母さん、お話をしたいんだけど…」と言っても、つい「あとにして!」などと言ってしまうでしょう。
もしかしたら、その子どもは学校でいじめられているお話をしたかったのかもしれません。
でも、親自身に心に余裕がなければ、子どもの話を聞くことができず、子どもが心を開くチャンスを逃してしまうかもしれません。

子どもだって同じです。
不安や恐怖感がいっぱいで、心に余裕のないときには、親の話が聞けません。

だから、親は自分の言いたいことを言うのではなくて、
    “心を見つめ、心に余裕があるかどうかを見てあげる”
ことです。
そして、心に余裕がないなと思ったときには、心に余裕を与えるように
    「話を聞いてあげる」
    「『どんなときもあなたの味方なんだよ』というメッセージを送ってあげる」
ことです。

心に余裕が出てきたかなと思えるようになってきたら、
    「別に無理をしなくて、今のままでもいいんだよ」
というメッセージを伝えながら、あなたが思っている思いを
    “押し付けるのではなく、提案する”
という感じで話してみられたらどうかなと思います。
子どもの心の余裕という隙間に、あなたの言葉が伝わる可能性が高くなります。

心の余裕がなければ、言葉は伝わりませんよ。
心の余裕がなければ、子どもが自ら頑張ろうと思う主体性は引き出せません。
心の余裕を与えてあげなければ、何も変わりません。

だから、心を見つめ、心の余裕があるかどうかを見てあげましょうね。

この記事を書いたプロ

いずみハートクリニック [ホームページ]

精神科医 泉和秀

兵庫県神戸市東灘区岡本2-7-3 ピークス岡本3F [地図]
TEL:078-453-8010

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