コラム

 公開日: 2013-04-03  最終更新日: 2013-06-13

心の揺れを抑える方法②

心の揺れを抑えるためのもうひとつの方法は、
    『子どもの心をじっと見つめる』
ことです。

目の前に表れている問題行動や症状ばかりを見ていると、心の揺れは止まりません。
「今日も学校に行かない」「またリストカットした」「急に暴言を吐いたり、暴れたりする」など心が揺れることばかりです。

そんな子どもと話をするときにあなたは、
    「じっと子どもの目を見ているでしょうか?」
    「子どもの瞳(ひとみ)の奥にある心を見つめているでしょうか?」
そうした質問をしてみたいと思います。

心は目に表れます。

子どもの目を見つめたなら、その心を見つめたなら、子どもの心はずっと同じ状態なんです。
例えば、自分に自信がなくて、不安で不安で仕方がない。
その気持ちが抑えられなくて、つい問題行動を起こしてしまう。
でも、その奥には本当はきちんとした行動をしたい。
楽しく、頑張っていきたい。

偽りの自己とともに、その奥には本当の自己のダイヤモンドの心がある。

ダイヤモンドの心があるとわかったなら、その心があることを認め、評価してあげることです。
    「頑張りたいという気持ちがあるだけでも十分だよ」
    「絶対にダイヤモンドの心がある。だから、今は本当にしんどいだろうけれど、必ずよくなる可能性があるよ」
そうした声をかけることができます。

偽りの自己に気がついたなら、その不安を癒してあげることこそが、親のできる最大の関わりだとわかります。

関わりの方向性が見えたなら、3週間~3ヶ月程度、意識して徹底的に行うことです。
このように方向性を持った関わりができるようになったとき、すでに親の心の揺れは収まりつつあるはずです。

心の揺れを止めるには、問題行動や症状よりも
    『子どもの目をじっと見つめ、その心を見つめてあげる』
ことです。そして、偽りの自己の心を癒し、ダイヤモンドの心を肯定する関わりをしてあげることだと思います。

心を揺らさず、時間を耐えることができれば、子どもの目には変化が表れてくると思います。

この記事を書いたプロ

いずみハートクリニック [ホームページ]

精神科医 泉和秀

兵庫県神戸市東灘区岡本2-7-3 ピークス岡本3F [地図]
TEL:078-453-8010

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