コラム

 公開日: 2018-07-05  最終更新日: 2018-07-06

滋賀県彦根市「社会を明るくする運動」で「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」を講演

 7月1日(日)は滋賀県彦根市で講演して来ました。
 「社会を明るくする運動・青少年健全育成」彦根市大会での講演です。
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」。




 親学10か条の資料を元に様々な事例を入れながらお話ししました。

 
     < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)





 1番の「子どもの自己成長力を信頼する」とは、子どもを信頼するということです。
 それは上から強制したり、罰を与えたり、管理することなく、子どもとよく話をし、
 できる限り子どもを信頼し、子どもに任せていくということです。

 スマホのやりすぎで中3の1学期に通知簿が7つ下がって、
 2学期に7つ上がった子の事例をお話ししました。
 スマホを無理やり取り上げるのではなく、よく話し合って、
 「こうしたらどう?」と子どもの立場に立って提案したことが
 V字回復につながりました。


 2番の「ありのままを愛する」では
 絵本「いいこってどんなこ?」と夫婦が幸せになれる魔法の呪文を紹介しました。
 夫婦が幸せになれる魔法の呪文の所では大いに笑っていただけました。

 
 3番の「子どもを尊敬する」では、
 愛するとは、そこに相手を尊敬する気持ちがあってこそ全うされると、
 日本における初期のキリスト教信者や宣教師たちが「愛」を「ご大切にする」と
 訳したことについてお話ししました。


 4番の「子どもを親の思い通りにしない」では、
 長年、少年刑務所で指導教官をされていた竹下三隆先生の
 「子どもを犯罪者にしない3か条」を紹介しました。

 1、子どもが親に素直に甘えられること。
 2、子どもが子どもらしくいられること。
 3、子どもが素直な気持ちを言えること。

 この3つを満たすことができるのが遊びとおしゃべりです。
 だから、子どもが遊んだり、おしゃべりするのは大切なことなんですね。

 犯罪を犯す子の親の特徴の一つとしてあげられるのは、
 「しつけが非常に厳しい親」です。
 パスカルの言葉に
 「人間は天使になろうとすると悪魔になる」というのがあります。
 子どもをあまりにもいい子に、強い子に、賢い子に育てようとすることは、
 子どもを追い詰め、犯罪に追いやることにもなりかねません。

 あたたかい親、ちょっとズッコケている親、ちょっと抜けている親、
 そんな安心できる親が、本当にいい子を、幸せな子を育てるのだと思います。





 5番の「子どもの思い、ペース、自由を大切にする」では、
 子どもを大切にするとはどういうことか、と会場に問いかけました。
 僕のブログに寄せられた非行の相談事例を元にお話ししました。

 子どもを大切にするとは「子どもの気持ちを大切にする」ということであり、
 親の押しつけを控えるということですとお話ししました。


 6番の「家族仲良くする」では、
 家族が仲良くする秘訣は一つしかありません。
 それは「許す」ことです。
 それがどうしてもできないなら「あきらめる」。
 それもどうしてもできないなら「理解し、受け入れる」。
 これらは全部、言葉が違うだけでやることは一緒です。


 7番の「子どもの話を聴く」では、
 小4から高3まで9年間教えた生徒のお話をしました。
 その子に一番感謝されたこと。
 それは「僕の話を聴いてくれてありがとう」でした。
 話を聴く。
 それはあなたは私にとって大切な存在ですよ、あなたに関心がありますよ、あなたのことを理解したいと思っていますよ、あなたを愛していますよ、と言ってるのと同じことです。
 「聴く」ということは一つの強力な愛情表現なんだと思います。



 

 8番の「子どもの存在を喜ぶ」と9番の「親が幸せである」はまとめてお話ししました。

 ドラえもんの「のび太の結婚前夜」でのしずかちゃんのパパの言葉を紹介しました。
 「最初の贈り物は君が生まれてきてくれたことだ。
  君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた。
  あんなに楽しい音楽は聞いたことがない。
  この広い宇宙の片隅に僕の血を受け継いだ生命がいま生まれたんだ。
  そう思うとむやみに感動しちゃって涙が止まらなかったよ。
  それからの毎日、楽しかった日、満ち足りた日々の思い出こそ
  君からの最高の贈り物だったんだよ。」

 5年前、私も初めて花嫁の父になりました。
 披露宴でのスライドショーを見ていると、
 「ああ、あの時は楽しかったなあ・・
  ああ、あの時は幸せやったなあ・・」
 としずかちゃんのパパが言われるように
 子どもから幸せをもらってたんやなあ・・、
 いっぱいいっぱい幸せをもらってたんやなあ・・
 「今までありがとうね」て思ったら、
 涙が後から後からあふれてきました。

 親になりますとついつい子どもに何をしてやれるか、
 何を身につけさせてやれるかと
 与えることばかりに目が行きがちですが、
 本当に大切なのは子どもが生まれる時に持ってきてくれた
 愛や喜びや幸せを受け取ることの方が何倍も大切なんじゃないかと思います。
 なぜなら、幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。

 親はね、勘違いしてしまうんです。
 親が子どもを幸せにしてやらないと、て思ってしまうんです。
 でも逆なんですね。
 本当は親は幸せをもらっている側なんですね。
 そしていっぱい幸せをもらったらいいんです。
 なぜか?
 幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。

 自分という存在は親に喜びを与える存在なんだ。
 幸せを与える存在なんだ。
 そう思えること。
 それこそ自己肯定感です。





 10番の「家をのんびりできる場所にする」では、
 ゲーテの言葉「王様であれ、百姓であれ、家庭に平和を見いだすものが最も幸福である」を紹介した後、
 樋口了一さんの曲「手紙 ~親愛なる子どもたちへ~」を聞いていただきました。


 そのあと「子どもからの3つのプレゼント」のお話しをしました。
 「愛する喜び」
 「愛される喜び」
 「愛される者どうしが共に暮らす喜び」
 たくさんの事例をもとにお話ししました。


 最後はこんな言葉で締めくくりました。

 「最後にみなさんにプレゼントがございます。
  レジュメの4枚目の詩、これはお一人お一人すべて違います。
  ちょっとお隣、前後で見せ合いっこしてください。
  今回100種類の詩を用意しました。
  あなたに届いた詩は100分の1の確率で
  あなたの許に参りました。
  その詩がもし、今のあなたの心に響くものであったなら
  こんなに嬉しいことはありません。
  本日は誠にご清聴ありがとうございました。」


 主催者様のご厚意で講演会の後に本のサイン販売をさせていただきました。
 ありがとうございました。


 今回の「社会を明るくする運動」の講演会に参加していただいた皆様、
 熱心に聞いていただき感謝しております。
 また皆様にお会い出来る機会が来ることを願っています。





         < リンク >

 
 講演会の講演依頼.com|長谷川満 プロフィールページ
 https://www.kouenirai.com/profile/3820

 システムブレーン|長谷川満 プロフィールページ
 https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7816.htm

 教育講演・人権講演のテーマや内容については
 http://mbp-kobe.com/hasegawa/column/64075/

 子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
 http://www.hariat.co.jp/ksg/

 長谷川満の見方が変わる相談室
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html 
 

 

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