コラム

 公開日: 2018-07-04 

京都府宇治市立西小倉中学校での講演会「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」

 
 6月29日(金)は京都府宇治市立西小倉中学校へ講演に行ってきました。
 地区懇談会の後の講演なので午後8時から約1時間の講演です。
 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」。





 今回は最初に詩「もし思春期をやり直せるなら」を紹介しました。


 もし子どもの思春期をやり直せるなら、
 勉強のことばかり言わずに
 もっと楽しい話で笑い合うようにします。
 注意やダメ出しばかりしないで
 子どものいい所を見るようにします。
 学費や老後の為だと節約ばかりしないで
 私が生き生きすることに
 もっとお金も時間も使います。
 「あんたが悪いんでしょ」と何もかも子どものせいにしないで
 「ごめんね」と素直に謝ります。
 子どもの問題を子どもの問題とせず
 自分の問題と捉えて
 自分のありようを振り返ります。
 子どもを変えようとせず
 そのままを愛します。
 子どもの将来の為だと
 自分の価値観を押しつけることをやめます。
 口うるさく口出ししないで
 温かく見守ります。
 脅したり厳しいことばかり言わないで
 「大丈夫。なんとかなる。」と
 安心させてあげます。
 子どものことばかりに気をとられていないで
 しっかりと自分の人生を生きるようにします。
 子どもは思い通りにならないものと早々にあきらめて
 望んだ時に援助するように心がけます。
 家庭はラブワゴンで
 家族はあいのりメンバーで
 悩んだり苦しんだりしながら
 それぞれに成長しているのだと考えます。
 家庭生活とは真実の愛を探す旅であり
 真実の愛はいつもそこにあることを忘れずに
 家族全員に
 感謝と尊敬をもって
 接していくようにします。
 遠い幸せではなく
 今ここにある幸せを
 大切に暮らしていきます。
 
                 by はせがわみつる


 「みなさんがこの詩を読まれて共感されるところがあれば教えていただきたいのですが・・」と何人かの方にインタビューしてみました。

 
 子どもは思い通りにならないものと早々にあきらめて
 の「あきらめて」に反応される方が多かったです。

 「あきらめる」ていうのは悪いことじゃないんですね。
 元は「明らめる」て書いて、明らかにするという意味ですから。
 心を明るくするっていう意味もあるそうです。
 確かに「あきらめる」と心が楽になりますよね。
 子育ても「親の思う通りにはならない」とあきらめると楽になりますね。
 それが真実というか、考えたら当たり前の話なんですけど、
 親になるとそれが見えなくなってしまうのかもしれません。





 みなさん、親が普段、子どもにかけている言葉ってどんなものでしょう。
 「早くしなさい」
 「もう宿題したの?」
 「何べん言ったらわかるの!」
 「いい加減にしなさい!」
 実は親が子どもにかける言葉の8割以上は注意、命令、禁止、叱責です。
 これら上から一方通行の言葉ではやる気も自信も引き出せません。
 それらを引き出そうと思ったら、もっと子どもと対話しなければいけません。
 では、どうすれば対話できるのか?
 
 子どもに問いかけるのです。

 しかし、問いかけにもプラスの問いかけとマイナスの問いかけがあります。

 資料をごらんください。


 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで~するの?
・ なんで~しないの?
・ なんで~したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。





 問題は、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。

 まずはそこを意識化する。

 自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうすると、みなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。
 
 ポジティブ思考とは何か?
 自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。

 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?

 言葉を変えることによってです。





 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。


 そのあと具体的な実例やエピソード、ドラえもんのお話や絵本なども紹介しながら
 「自信と意欲を引き出す親子関係の作り方」をお話しました。


 講演の終わりに藤田麻衣子さんの「素敵なことがあなたを待っている」の曲に乗せて
 お一人お一人それぞれ違う100種類の詩をプレゼントしました。

 

 今回参加されたみなさんはお互いに顔見知りなのかフレンドリーな方ばかりで、
 とてもリラックスした良い雰囲気で、笑いがいっぱいの楽しい講演会になりました。
 参加していただいたみなさんのおかげです。
 ありがとうございました。
 また、ぜひ西小倉中学校、西小倉小学校、南小倉小学校に講演で呼んでください。
 みなさんにお会いできる機会が来ることを楽しみにしています。



 
 
   
         < リンク >

 
 講演会の講演依頼.com|長谷川満 プロフィールページ
 https://www.kouenirai.com/profile/3820

 システムブレーン|長谷川満 プロフィールページ
 https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7816.htm

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 http://mbp-kobe.com/hasegawa/column/64075/

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 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html 
 
 
 

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