コラム

 公開日: 2016-01-08 

不登校における親の勝負どころ 〜その一言が言えない〜

 
 その方はお子さんが不登校でどうしたものか、と悩んでおられました。
 それで、たまたま参加された僕の講演会で思い切ってそのことを質問されました。
 「どうしたらいいですか?」と。
 そのとき僕は「無理に行かそうとせずに、大丈夫やで、行きたくない時は休んだらいいよと安心させてあげて下さい。安心出来たらまた行ける元気も勇気も湧いてきますから」というようにお答えしました。
 その方も内心そうしようか、とも思っていられたみたいで答えを聞いて決心がついたそうです。
 よし!それでいこう!と
 そうしてお子さんに「ゆっくりしたらいいよ、無理しなくていいよ」と言われたら、お子さんが「うん。でもやっぱり行くわ。」と言って通えるようになったと報告して下さいました。

 
 不登校というのは、親が行かそう行かそうと努力したところで子どもは学校に行けるものではないんですね。
 結局は子どもの気持ちが前向きになって、自分で根性決めて「よし!行く!」とならないと行けるようにはなりません。
 親に出来るのは子どもの気持ちが前向きになるように安心させてあげるくらいのもんです。
 「大丈夫。無理しなくていいんだよ。休みたければ遠慮なく休んでいいんだよ。」と言ってあげることです。
 心から。
 
 実はこれを言うのは親の方に根性がいるんですね。
 そんふうに安心させたらずーっと行かなくなるんじゃないかという不安があるんですね。

 ところで不登校の子どもが学校に行くのにどれだけ根性がいるでしょう。
 どれだけのリスクを背負って登校しなくてはならないのでしょう。
 みんなの目が気になるし・・、
 親も不安だけど、子どもはもっと不安なんですね。
 そういう意味では親も子も不安を共有できるんですね。
 子どもの不安な気持ちも理解することができるんですね。
 そこで自分の不安な気持ちを優先して「学校に行け、行け」というか、それとも自分の願望とか不安とか親のエゴは捨てて「遠慮なく休んだらいいよ」と子どもの不安を取ってやる方をとるのか、
 そこが親の勝負どころであり、親の愛の見せどころなんじゃないでしょうか。
 (愛の見せどころといっても、わざと親の愛を見せるために言ったのでは逆効果。それでは親の願いもエゴもちっとも捨ててないことになります。自分の不安だとか願いだとかよりも子どもを安心させてやりたいという気持ちの方が強いかどうかということですね。)

 心からそう言えるということは「あなたは大丈夫。必ず前を向いて歩いて行けるようになる。」と子どもを信じていることの表明なんだと思います。

 無条件に愛され、信じられていることがわかったら勇気だって湧いてきます。
 
 


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