コラム

 公開日: 2014-10-02 

子どもに当たったり、口出しをやめられない。どうすればいいですか?

 人にはぞれぞれ欠点があります。
 その欠点を直そうと思ってはいるのですが、気がつけばその悪いクセが出てしまっている、ということはよくあることです。
 たとえば、子どもに八つ当たりするのはよくないことだと思っているのに、気がつけば当たってしまっている。子どもの思いや考えを尊重してやらないとと思っているのに、気がつけばうるさく口出ししている。

 そういったものは性格でもありますので「なくす」ということはなかなか難しいものですがコントロールすることはできます。

 たとえば子どもに八つ当たりしてしまうとします。

 コントロールするための その1
 「認める」
 自分は子どもに八つ当たりしていることを認めます。
 自分の中にそれがあることをちゃんと認めます。
 「子どものため」とか正当化しないということです。

 コントロールするための その2
 「受け入れる」
 今までは、それをダメなことと捉えていましたが、「あたり前のことなんだ。みんなそうなんだ。」とそれを認め、受け入れます。
 「八つ当たりしてしまう」心に、「ここにいていいんだよ。私の心の中にいていいんだよ」と居場所を与えてあげるということです。

 コントロールするための その3
 「それが顔を出した時に気づく」
 とはいえ、子どもも八つ当たりで怒られてはたまったものではありません。そこで、場面場面で「八つ当たりする」心が出てきたら、それに気づくことが大切です。
 何か嫌なことがあってイライラしている時に、子どもに注意しようとしたり、叱りたくなった時に、それに気づくことが非常に重要です。
 気づけたら、いったん立ち止まりましょう。
 これはイライラしているから、いつも以上に早くキレそうになっているな、怒りをここで発散したくなっているなと気づいたら、注意したり怒るのはいったんやめてその場から離れます。
 そしてゆっくりと自分の心の動きを冷静に観察します。
 
 欠点は、認め、受け入れ、気づくことによってコントロールすることができます。


 子どもに対する「支配欲」や親のエゴについても同じことがいえます。
 まず、それがあることを認める。
 それは悪いものではないけれど、それによって子どもも自分も苦しめてしまうことがあることも認める。
 そして、それはどんな人にもあるもので誰も逃れることはできないのだと自覚する。
 それをしっかり自覚した上で、「支配欲」や親のエゴが出てきたら、それに気づくようにする。
 「ほ~ら、出てきた支配欲。子どもを自分の思い通りにしようとしているわ。」みたいな感じで。
 そうすると、「あかん、あかん。もっと子どもの意志や気持ちも尊重してやらないと・・。この子の気持ちを聞いてみよう。」と自分の思いや言動が「支配欲」やエゴのマイナス面の影響を受けることが少なくなってきます。

 本当は欠点もダメなところもないんだと思います。
 自分や周りにとってマイナスの影響が出るのが問題なだけで、そこをうまくコントロールして欠点や支配欲と仲良くやっていく。
 そしてそれが出来るようになってくると怒る回数が減ってきます。
 欠点やエゴがあるのはあたり前だと思えますから、人を許せるようになってきます。
 自分も許せるようになてきますから、遠慮なく好きなことも出来るようになります。
 人とも自分自身とも仲良くやっていけるようになります。
 ダメなところや欠点や、支配欲やエゴも含めて自分自身。
 それらが全部そろって100点満点。
 「あなたのままで100点満点」です。




 子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
 http://www.hariat.co.jp/ksg/

 不登校でお悩みなら
 http://www.hariat.co.jp/ksg/futoukou.htm

 心が楽になる!親も子も幸せに成長していくヒントがいっぱい!
 ブログ「長谷川満の親学講座」
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/

 気づきがいっぱい!子育てコラム「あなたのままで100点満点」
 http://www.koushinococoro.com/magazine/kyouiku/hasegawa_100/

 笑いあり!感動あり!子育て講演については
 http://mbp-kobe.com/hasegawa/service2/

この記事を書いたプロ

家庭教師システム学院 [ホームページ]

家庭教師 長谷川満

兵庫県加古川市加古川町木村44-6 亀井ビル3階 [地図]
TEL:079-422-8028

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
著書紹介
子どもにも自分にもやさしくなれる本

 『あなたも子どもそのままでいい 〜長谷川満の親学講座〜 』¥500(税込み) いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、もっと自然に、もっとありのまま...

教育講演・人権講演について
イメージ

 「感動した」「心が軽くなった」「さらに子どもが愛しくなった」「子どもにやさしくなった」、そんな喜びの声が多数寄せられています。 人権についての講演会や中...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
家庭教師システム学院の長谷川満さん

自己イメージ改善で、子どもの自信とやる気を引き出す家庭教師のスペシャリスト(1/3)

 加古川市、高砂市、加古郡といった東播学区の小・中・高校生を対象に、家庭教師派遣を行う「家庭教師システム学院」。代表を務める長谷川満さんは、25年以上、家庭教師を指導するとともに、自身も家庭教師として多くの生徒と関わってきました。 「私が...

長谷川満プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

子どもの自信を回復させ学習意欲を引き出すノウハウを持っている

会社名 : 家庭教師システム学院
住所 : 兵庫県加古川市加古川町木村44-6 亀井ビル3階 [地図]
TEL : 079-422-8028

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

079-422-8028

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

長谷川満(はせがわみつる)

家庭教師システム学院

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
このプロへのみんなの声

ひとつひとつの言葉が本当に優しく、心にすごく響きました。

 「いい子にしようとするから怒らないといけませんけど、  ...

T・T
  • 30代/女性 
  • 参考になった数(29

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」 ありがとう<後編>
イメージ

前編からお読みになりたい方は→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/447811932.html  では、もう...

[ ペアレントセミナー ]

第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」 ありがとう<前編>
イメージ

 3月11日(土)は第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」がありました。 約...

[ ペアレントセミナー ]

明日 3月11日(土)は午後2時20分から「アドラー心理学の子育てについて考える」があります。
イメージ

 明日 3月11日(土)は午後2時20から 加古川総合庁舎1階 東播磨生活創造センター「かこむ」講座研修...

兵庫県三木市立教育センターでの講演会「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
イメージ

 3月6日(月)は午後1時から三木市立教育センターで講演してきました。  三木市教育委員会さま...

[ 講演会 ]

貧困のボーダーラインは、親子3人の世帯収入が211万円以下、親子4人の世帯収入が244万円以下

 今や子ども6人のうち1人が貧困と言われており、ひとり親世帯に限ると実に半数以上が貧困状態にあります。...

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ