コラム

 公開日: 2014-08-05 

茨城県八千代町PTA指導者研修会での講演「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」

 8月2日(土)は午前中、茨城県八千代町で講演会がありました。
 去年の12月に茨城県県西地区の講演会をさせてもらったご縁で講演に呼んでいただきました。
 タイトルは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」。



 最初に子どもの詩を紹介させていただきました。


 「 見つめてもらって 」
             岩手県 黒沢尻北小学校
                岩崎 裕也(3年)

 「ゆうやはこのくらいでも痛がるんだぜ。」
 同じ組の子が たたいた
 そしたら 周りの子も
 ニヤニヤしながら
 ぼくを たたいた
 おもしろがって
 何人もの子が たたいた
 
 家に帰って
 お母さんが
 「今日は 何があったの」
 と いつものように 聞いた
 ぼくは 心配をかけたくなくて
 だまって 聞こえないふりをした
 二人ともだまっていた

 ふと顔をあげると
 お母さんは
 ぼくの顔を
 じいっと見ていた。

 ぼくは わらって 言った
 「ちょっとね、学校でたたかれた」
 お母さんは 体のどこかに
 大きなきずができたみたいな
 くるしそうな顔をした
 それから
 やさしい目になって だまって
 ぼくを見つめてくれた
 ぼくの目から なみだが出た

 ぼくは ぼくをたたいた子に
 思いきって 自分の気持ちを ぶつけた
 それからは もう やられなくなった

 お母さん ぼく 自分を守ったよ
 お母さんが 大切に育ててくれている
 自分を
 これからも 大切にする


 自分を大切に思う気持ちって、こういうところが生まれてくるんだと思います。「大好きなお母さんが、大切にしてくれている自分。そんな自分は大切な存在なんだ。」そう思えることが、勇気や自信や自己肯定感につながっていくのだと思います。



 以前、公共広告機構のCMで
 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより『あなたが大切だ』。誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける。」というのがありました。
 今、子どもたちに最も必要なメッセージとは『あなたが大切だ』という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 自分を大切だと思えるからこそ人のことも大切に出来る。
 いのちの大切さを伝えるとは結局、「あなたがどんなに大切か」を伝えるということです。

 そのようにお話ししました。

 皆さん、熱心に聞いて下さいました。

 講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

 今日の講演会に参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
 お世話してくださった役員の皆さん、ありがとうございました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。




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