食べ物を優しく包むプロ
コラム
2012-02-06
食品に優しい天然素材、経木「うす板」

紙が少なく高価な時代に、紙の代わりに薄い板に
経文を書いていたのが、「経木」という名前の由来です。
お店では、食品の包装用として曲がるくらいうすく削られた板を
「うす板」と呼んで売っています。
水分、油分を吸いますし剥離性も良いので
昔から、おにぎりやお菓子お肉などの食材を包むのに
使われてきました。
そういう使用方法もあれば
食材がくっつかないので、バット下に敷いたりして
キッチンペーパーの代わりとしても使えます。
こちらは、巻き寿司を経木と紙を張り合わせた
包皮で包んでいます。
ほどよく水分をすいますし、木の香りもよいので
持ち帰ってもおいしくいただけます。
お店で売っている経木は、地松で出来ています。
地松とは、内地松とも呼ばれる国産の松のことで
丸太から、梁を切り出した残りの部分で作られています。
その他の部分は、パレットや紙の材料などに
使われていますので、木を無駄なく使う環境に優しい商品だと思います。
店では、3種類のサイズのうす板を販売していまして、
長さで呼び分けて「尺二」、「尺四」、「尺七」があります。
およその厚みは尺七で、0.25ミリ。それ以外は、0.17ミリです。
木には、クセがありますので、木の種類、木が伐採された山の違いや、
同じ木の部分でも同じ様に薄く削るのは難しく、常に機械の調整が必要という
手間のかかった商品です。
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