コラム

 公開日: 2015-11-26 

ゴミ屋敷? ミニマリスト? どっちもどっちじゃないですか?

ワイドショーでよく取り上げられる“ゴミ屋敷”は論外ですが、モノが多すぎて足の踏み場もない、多すぎると分かっているが捨てられない、片づけ方が分からない、という人が多いようです。
救世主として“整理収納アドバイザー”が登場し、「断・捨・離」を勧め、これが同じ部屋かと驚くほどスッキリと片づいた事例を紹介しています。

まさに断捨離ばやりですが、これを極限まで実行して、できるだけモノを持たない暮らしをする“ミニマリスト”と呼ばれる人たちが出てきました。書店でもコーナーができているほどです。


【サンヴェール須磨妙法寺モデルルームのリビング】

先日、ニュース番組で、あるミニマリストのお宅を訪問・紹介しているのを見ました。
夫婦と男の子2人(中学生と小学生)の4人家族で、マンションにお住まいです。
LDKにはTVがあるだけで、ソファはもちろん、食卓テーブルもありません。
対面式カウンターキッチンの前に椅子が3脚あります。食事はここで済ませ、お母さんはキッチンの中から料理を出し、そのついでに立ったまま食べるそうです。

子供部屋には、奥行が35㎝ほどの低い長机が壁ぎわに置いてあるだけです。
おそらく床に座って勉強するのでしょう。
本棚はありません。
兄弟2人は毛布にくるまって床に寝転び、スマホでゲームをして遊んでいました。
お父さんの部屋は本当に家具ひとつなく、床にパソコンを置き、その前に座って操作していました。


【よくあるマンションの対面カウンター】

TVなので極端な例を紹介し、多少の誇張もあるのかもしれません。
確かに空間は多く、広々としてオープンハウスで見るような状態に近かったです。
でも、生活感というか、“あたたかさ”や“うるおい”が全く感じられなかったのです。

食卓がなく、お母さんは立ったまま食べる?
それが、家族が揃って食べる食事を大切にすることになるのでしょうか…。
それが当たり前になると、子供にとって大変なことになります。
一家団欒の場所であるリビングも、床にじかに座るのでは長時間いられず、会話もそこそこに自分の部屋に引き上げることにならないでしょうか?


【床からの冷えを遮断する、置くだけの杉の置き床生活】

自分の部屋に帰っても、10月にもなるとフローリングは冷たいので、毛布にくるまって寝転ぶことになります。
本は読まないのでしょうか?読みたくなったらどうするのでしょうか?
お父さんも床でパソコンをしていたら、冷えと姿勢の悪さから腰を痛めてしまわないでしょうか?

ご家族自身が、「一番大きかったのは車と机を手放したこと」と言われていました。
確かに、市販の学習机は大きさの割に収納が少なく、モノが溢れます。
子供も小さい時はお母さんのいる台所の食卓で宿題をすることが多いので、学習机は無用の長物と化すケースもあります。
市販の学習机を処分することは多少理解できますが、冷たい床に直接座るのは子供でもつらいのです。
せめて畳を敷いてあげたら、全然ちがうのに…。


【玄関スッキリ大容量の玄関収納】

モノが多すぎる弊害は私も十分わかっていますが、捨てるのも行き過ぎると、“不健康、不自然、独りよがり”に陥るのだと実感しました。
家が足の踏み場もない状態になる理由、行き過ぎたミニマリストになる理由は、表裏一体で、実は同じところに原因があるような気がしました。

必要・不必要の判断がサッとできず、「とりあえず何でもその辺に置いておく習慣」がモノをためる要因になります。
モノはたまっていくと、それが何だったか分からなくなり、ほこりをかぶってゴミと化します。

市販の家具はマンションには大きすぎ、大きさの割に収納が少ないので、モノが入りきらず溢れてきます。
ただでさえ狭い住空間が、溢れたモノで一層せまくなります。


【ミニマリスト様、せめてこれくらいの家具は必要、無垢の食卓とテレビ台だけのリビング】

「とりあえず置いておく」習慣を改めること、そして広さに合った大きさの家具を選んでその中に収納すること。
(収納できず溢れたモノは処分しましょう。)
この2つを実行することで、ずいぶんスッキリします。これは経験済みです。
年末・年始、大掃除と整理整頓のとき、もし家具の買い替えがあるなら、大きすぎず、収納がしっかりしているものを選んでください。

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福祉住環境コーディネーター 髙岡恭平

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