学術的見地を生かした事業承継のプロ
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学術的見地と実務の両面から事業承継をアドバイス(1/3)

事業承継について、客観的な立場で調査・研究することでより良い改善策を
「学術的見地、実務の両面から事業承継について分析いたします」
そう話すのは、友松悦子税理士事務所の友松悦子さん。一般社団法人 事業承継学会に所属する友松さんは、顧問としてではなく客観的な立場で中小企業にヒアリングすることで、事業承継の問題点とその改善策を探究しています。
事業承継をとどこおりなく進めるため、「まず後継者の育成を」と話す友松さん。企業を統率していく資質がある人間を育てる、あるいは経営能力を備えた人材を探すことが最優先に挙げられるとか。
「中小企業では親族経営をなさっているケースが多く、年長の子どもに継がせることが当たり前という創業者の方もいらっしゃいます。でも、ほかの兄弟や娘婿の方が後継者としてふさわしいという場合。事業継承を期待されるご本人をはじめ、周囲の方にとってもそれが本当の幸せにつながるのかということを、一度冷静にお考えいただきたいですね。事業を成長させてきた経営者の方は、適材適所に人を配置する目をしっかりとお持ちのはず。心情に流されず、事業承継においてもご英断をお願いしたいと思います」
次に、「株の集約をしておくこと」と友松さん。後継者の事業運営に差し支えのないように、株が分散している場合は、株がすべて後継者の所有になるように準備しておくべきだと言います。
また承継する事業の整理。「継がせるべき事業とそうでないもの。きちんと仕分けして後継者には儲かっている事業だけを継がせるようにしましょう」
最後にトラブルにならないような遺言書を作成するなど、前もって環境を整えておくことは、事業承継に関わる人たちみんなの明るい未来につながると提言します。
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