コラム

 公開日: 2012-05-18  最終更新日: 2015-05-13

『冷え症』

こんにちは

かない鍼灸接骨院です

今回のテーマは 『冷え症』です。


大丈夫!!『冷え症』の養生法

 「冷え」の原因となる病気がはっきりしている場合(例、閉塞性動脈硬化症・バージャー病等)

を除いて、『冷え症』自体は現代医学の治療の対象から外れています。

つまり、頭痛・肩こり・シビレ・めまい等と同じ「症状」の一種と考えられています。

 しかし、現代医学から外れているからといって、若い人からお年寄りまで数多くの

人々を悩ます『冷え症』は去って行ってはくれません。

 そこで今から、冷え症退散のための方法を、色んな角度から考えてみることにしましょう。

◎なぜ「冷え」を感じるのか?

1.産熱(身体が産み出す熱)と放熱(身体から放散される熱)とのバランスの乱れ

①産熱量の減少  ㋑代謝の低下(運動不足・老化等)

㋺間違った栄養観(偏食・無理なダイエット等)

②放熱量の増大  ○薄着・発汗後の蒸散等

2.血液循環の不調〔瘀血〕

自律神経の乱れ・動脈硬化等、何らかの理由で、
身体の中心部の熱を手足や腰等へ運んでいる血液の巡りが悪くなる場合

◎「冷え」を治す応急処置!
 
Ⅰ.放熱量を減らす
  
➊体温を下げない為の工夫
   ○衣服の重ね着・重めの布団・肩口のマフラー等
  
➋温まった「熱」を逃がさない
   ○風呂やコタツ等で温まったら、素早く布団に入る
   ○身体を冷やす食物や水分をあまり摂らない
 
Ⅱ.血液循環の改善をはかる
  
➊あまり熱すぎない風呂にゆったり入る
   (40℃以下の湯温で、10分以上の腰湯が効果的!)
  
➋常に冷えがひどい箇所には、冷水と温水との交互浴をする
   (但し、最後は必ず冷水で止める!)
  
❸身体を締め付ける下着や服装は、正常な血流を阻害する為、冷えを助長(悪化)する
ことになります。

◎『冷え症』の人の血液分布

冷え症の人は、その時その時にあわせ、健康体の人のように血液の流れをうまく切り換え

られません!その理由としては、次のようなシステム異常が考えられています。

(1)血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経(特に交感神経)の乱れ!

(2)皮膚の知覚センサーである知覚神経が、外部からの情報(例、暑い・寒い)を適確に
キャッチできていないため!

(3)冷えを訴えている箇所の末梢血管内の環境(例、血管内壁。血液成分等)が、種々の
刺激に対して認知するシステムに乱れが生じるため!
【『炎症性物質』(例、サイトカイン・プロスタグランディン・ヒスタミン・活性酸素等)
の持続的放出が考えられる】

◎『冷え症』の根本療法

Ⅰ.季節(や一日)のリズムに対応した『体調』の整備!
 
➊住環境の改善をはかる!
 ○人間の身体には、有史以前から受け継いできた、各季節ごとに対応したリズムという

ものがあります。

例えば、冬には皮下脂肪が厚くなったり、また基礎代謝(絶対安静時の生命維持に必要な

最低熱量)が夏より高くなって、寒さに抵抗できるようになっています。

 ○しかし、夏にはクーラーを、冬には暖房をきかせすぎるというような季節感のない環境

に身を置いていますと、その季節・その季節に合った身体の自然なリズムが乱れてしまいます。

 ○本来、度を過ぎた不自然な生活環境に身を置かない限り、身体は各季節ごとに対応して

変化でき、放っておいても体温調節(つまり、産熱と放熱とのバランス)をうまくやっていける

ものです。
 
➋バランスのとれた食事も大切!
○西洋栄養学(例、5大栄養素・ミクロ栄養学等)的にいう量的や質的バランスだけをいっている
のではなく、漢方食養学の考え方(例、旬のもの・その土地のもの、全体食等)も大切です。

▼身体を温める(陽性)
 食物…冬期に旬をむかえるもの・寒い地域にできるもの・根菜類(地下部)・塩辛いもの・
温かいもの・肉類・魚介類・発酵食品・海藻類等

▼身体を冷やす(陰性)
 食物…夏期に旬をむかえるもの・暑い地域にできるもの・葉っぱもの・酸味や苦味・水気の
多いもの・生野菜・果物類・冷たいもの等

➌睡眠を充分にとる!
 睡眠をとることは、神経系・内分泌系・免疫系の3系それぞれの会話を正常に保つ上で、
特に大切な調整(休息)時間です。
 なお、宵っ張りで朝寝坊タイプよりも、早寝早起きタイプの方がより調整効果が高いのは
言うまでもありません。
 
Ⅱ.日々の鍛錬による『体力』づくり!

身体は誰でも、年をとっていく程、動脈硬化等の為に、特に手や足等末梢の血行が
悪くなってくるものです。
    
これに抵抗するには、常日頃からの鍛錬が大切です。

➊適度な運動《主に筋肉の鍛錬》
 大きなストレスにつながるような過激な運動ではなく、少し汗ばむ程度の全身運動
が最適です。
 例 ヨーガ・気功・太極拳・速歩・ジョギング・ストレッチ運動・ラジオ体操・乾布マサツ等
  
➋意識的な腹式呼吸法《主に神経の鍛錬》
   自律神経のうちの副交感神経の鍛錬につながる意識的な呼吸法の継続も効果的です。
    例 丹田呼吸(内観)法・坐禅・カラオケ・お笑い・詩吟・長唄・吹奏楽の演奏・読経 等

◎『冷え症』の対策【総括】
 Ⅰ.冷え症のきつい人を前にして、今から長期戦略となる根本療法から始めてみようとしても
無理があります。

そこで、まず応急処置《対症療法》を実行してから、その後に根本療法《体質改善》に入ると
いう、2段階でとらえてみると良いでしょう!
 
Ⅱ.『医療〔健康法〕に王道なし!』と申します。大切なのは『根本療法《体質改善》』の
重要さに気づき【意識変革】、前述のⅠ&Ⅱをマイペースで継続して日々の生活の中に取り
入れていくことです!

◎何事につけ、『継続は力なり!』とも申しますヨネ…

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