コラム

2015-06-04

お墓は要る!要らない?(10)『先祖の話』解説講演会⑦お正月とお盆

(1)近年における葬送の変化
(2)「生と死の尊厳」の回復
(3)『先祖の話』解説講演会開催
(4)『先祖の話』解説講演会①人は死んでも生きている?
(5)『先祖の話』解説講演会②お墓ってなんだろう?
(6)『先祖の話』解説講演会③肉体と魂の行き場所
(7)『先祖の話』解説講演会④ご先祖様を招く方法?
(8)『先祖の話』解説講演会⑤霊は融合合体できる?
(9)『先祖の話』解説講演会⑥天皇家の氏神様がどこの家にもあ

〜上記のコラムからの続きです〜


以下は、2014年9月23日(火・祝)に神戸国際会館で行われました、
小畠宏允氏による、『先祖の話』解説講演会の内容を解説したものです。


「魂魄(こんぱく)」の復習


話は、少し前に戻ります。


お骨にも「魄(はく)」という魂があり、「魂(こん)」と一つになり、
分離しないで一緒に活動していることを、「生きている」と言います。


今、私たちの身体の中では「魂」と「魄」が一つになって活動しているのです。


「生きている」とは、そういうことなのです。

魂魄

そして、亡くなると、それぞれがバラバラに自分の故郷、
つまり、「魄…お骨」は土、「魂…たましい」は山に帰っていくのです。


※「魂魄(こんぱく)」について詳しくはコチラまで!
(6)『先祖の話』解説講演会③肉体と魂の行き場所


中国では古来より、この「魂魄」をお祀りすることを「先祖祀り」と言います。


「魄」はお骨のことで、お墓にあるので歩いて行けますが、
「魂」=「たましい」は天に居り、こちらからはいけませんので、
地上にお迎えし、二つを一緒にしてお祀りをするのです。


日本のお正月とお盆


日本では、先祖祀りを年に2回します。


それは、お正月とお盆です。


一家全員が家に集まるので、ご先祖様が家に帰ってくるのです。


ご先祖様が家に帰ってくるのでおもてなしをします。

お盆のお供え

だから、本来は家に居ないといけないのです!


「藪入り」と言って、その昔、商家などに住み込み奉公していた、
丁稚や女中も、正月とお盆には休みを取り、家に帰れたくらいなのです。


そして、一家を挙げて、精一杯ご先祖様をおもてなしすると、
ご先祖様もその時には、天から家に帰ってきてお返しをくれるのです。


お正月には、ご先祖様が子孫に「霊魂」を分けて食べさせてくれます。


これを食べると、一年間無病息災であるという魔法のサプリメントなのです。


さて、ご先祖様が霊魂を分けて食べさせてくれるものとは何なのでしょうか?

鏡餅

それは、「鏡餅(かがみもち)」です。


鏡餅を分けて食べることを「御魂(みたま)分け」と言い、
ご先祖様と共に食事(供物を頂く)をすることを「直会(なおらい)」と言います。


また、歳神様の魂を分けることから「歳魂(としたま)」と言います。


現代社会では、鏡餅を分けて食する「歳魂」ではなく、
子どもたちに、お金で渡す「年玉」に変わってしまっています。


本来は、「年玉」だけではなく「歳魂」があってこその先祖供養なのです。


         ~つづく~


■『墓石大賞』受賞・5度の実績!
 1級お墓ディレクター・能島孝志がご提案する
 震度7に対応した“こだわりのお墓づくり”はコチラまで
 http://www.daiichisekizai.com/

この記事を書いたプロ

株式会社第一石材 [ホームページ]

能島孝志

兵庫県神戸市兵庫区永沢町2丁目1番21号 [地図]
TEL:0120-75-6148

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声
信頼できる石材店に出会えたことが何よりの幸せです。(神戸市北区/辻井様)

お墓は子孫に伝え、ご先祖や家族の絆を感じる大切な場・装置・システムです。モノだけではなく、お墓を建てる物語、想いを大切にしたいと考えております。...

第一石材のお墓
家族の想いをカタチにしたデザイン墓石

夫を亡くされた奥様と3人のお嬢様から最初に頂いたご要望は「黒を基調とした独創的で重厚感のあるお墓」をコンセプトにオリジナルデザイン墓石を設計をしてほしいとい...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
能島孝志 のじまたかし

お客様目線で業界に一石を投じ続けてきた神戸のお墓ディレクター(1/3)

 神戸で伝統的な和型墓石からデザイン墓石の製作・販売を行なっている第一石材の能島孝志社長。もともとは、企業の販促や企画プロデュース、営業指導を行なっておられたそうです。 「仕事で、石材店の営業指導に週1回行き始めたのがきっかけでした。当...

能島孝志プロに相談してみよう!

神戸新聞社 マイベストプロ

「お墓ディレクター1級」が、お墓づくりの疑問をすべて解決!

会社名 : 株式会社第一石材
住所 : 兵庫県神戸市兵庫区永沢町2丁目1番21号 [地図]
TEL : 0120-75-6148

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0120-75-6148

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

能島孝志(のじまたかし)

株式会社第一石材

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

第一石材さんを選んだ決め手は、免震施工と豊富な知識です。

郷里から神戸にお墓を移転するにあたり、 墓地の選定、石材の...

渡部 
  • 60代以上/男性 
  • 参考になった数(11

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
関西初!納骨室に水が入らないお墓(11・最終話)不安払拭の3つの約束
イメージ

以下のコラムからの続きです。最初からご覧になってください。(1)実は墓石の中は水浸し!?(2)「こんなも...

[ 防水構造を備えたお墓・墓石 ]

関西初!納骨室に水が入らないお墓(10)気になる価格は?
イメージ

以下のコラムからの続きです。最初からご覧になってください。(1)実は墓石の中は水浸し!?(2)「こんなも...

[ 防水構造を備えたお墓・墓石 ]

お墓のデザインコンテスト「墓石大賞」受賞5度の実績
イメージ

「墓石大賞」とは、墓石購入を考えている方のためのガイドブック「霊園ガイド」(株式会社六月書房刊)が美観やバ...

[ お墓の知識 ]

良いお墓が出来るかどうかの分かれ目(1)お墓は一般消費者には極めて分かりにくい商品である
イメージ

まず、お墓は一般消費者からすると極めて分かりにくい商品であります。その一番の理由はこれまでに購入経験...

[ 石材店の選び方 ]

2011年度「墓石大賞」にて“大賞”に選ばれました。実録!「お客様の声」
イメージ

 和らぎと斬新さの融合 ~デザイン墓石に秘められた家族の絆~ご家族のご希望は、斬新の中に和らぎを感じ...

[ お客様の声 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ