コラム

 公開日: 2018-07-08 

終活の無理強いは危険!エンディングノートをハッピーに作るシニア世代の「生き活」準備

NHKの朝の情報番組「あさイチ」。少し前になりますが、出演者が交代する前日の放送は、テーマが「引継ぎの極意」でした。前任者から後任者に引継ぐタイミングでのその特集は、最後のテーマとして相応しく、気がきいています。一ファンとして、出演者の最後の雄姿(?)を見届けたい気持ちとともに、興味深く拝見しました。

その番組ではいくつかの引継ぎの極意が紹介されていましたが、そのうちのひとつに「終活」がありました。エンディングノート作成は、遺された家族に向けての引継ぎというわけです。

その中で、キャスターの柳沢さんが発言した「『終活』という言葉、嫌いなんだよね」というひとこと。その直球ストレートなコメントに、「最後の最後に素敵な意見をありがとう!」と拍手を送りたい気持ちになりました(それまで素敵な意見がなかったわけではありません。念のため)。この意見が日本国民全員の気持ちを表しているわけではないにしても、そう思われているご高齢者は少なからずいるはずです(決して柳沢さんが高齢者というわけではありません。これも念のため)。

「終活」という言葉には、自分の最期に向けての身辺整理という意味が込められています。なにせ「終」わりに向けての「活」動なのです。取り方によっては、大変後ろ向きでぶしつけな提案に聞こえるでしょう。たとえ、「終活」を提案して憤慨されたとしても、相手を責めることはできません。柳沢さんが嫌うのももっともな話だと思えます。

「でも、いざというときのために、自分の伝えたいことをエンディングノートに残しておいた方がいい」と、そう思われるかもしれません。確かにその通りです。それはご高齢者に限りません。人間誰しも、人生がある日突然終わってしまう可能性はあります。予測不能な事態に備えておくことは大事なこと。ですから、そのための準備は、しないよりする方がずっといいということになります。

ただ、たとえば若い人がそう思ってエンディングノートを準備する場合、それを「終活」とはいいません(もしからしたら、「エンディングノート」ともいわないかもしれません)。そのフレーズがシニア世代限定で使われているのは、やはり終活が「いざというときのための準備」というより、「最期に向けての身辺整理」「終末期に向けての準備」としての意味合いが強いからだといえるでしょう。

「だとしても、それを準備しておくのは悪いことではないはず」。もちろん、それもその通りです。ですから、自ら進んで準備をしようと思われる方には、そのまま取り組んでいただくことをお勧めします。問題は、その必要がないと思われている方、したくないと思われている方。そう思われている方に、それでもやっぱり「終活」をして欲しいと思う場合、トラブルにならないようにするにはどうしたらいいのかということです。

大切なのは、その目的を変換すること


終活を勧めてトラブルになる理由は、それが「終活」だからです。何度もいうように、終わりに向けての準備を提案するから、言われた方は気を悪くしてしまうのです。

ただ、エンディングノートに書かれた内容が役に立つのは、亡くなったあとだけでしょうか。お金にまつわることを整理し忘れないよう書き留めておくことは、本人のこれからの暮らしに対しても必要ですし、大切なモノの所在場所を明確にしておくことで、たとえ将来物忘れがひどくなったとしても、見つけ出せる可能性が高くなります。つまり、自分亡き後のための引継ぎ事項は、本人にとって、これから先の人生でも必要なことが多いのです。

であれば、その目的を変換してしまいましょう。「人生の終わりに向けての活動」ではなく、「これからの人生に向けての活動」に。「自分亡き後家族に伝えるための準備」ではなく、「これからを生きる本人のための準備」に。自分のためにもろもろ整理し備えることが、結果的に亡き後の備えにもなることは、何ら問題ありません。それであれば、たとえ他人から勧められても気分を害することはないでしょう。

ですから、その準備の名前は「生き活」。それは、重要事項を整理しまとめておくだけにとどまりません。家の中を整えておくことも、そのうちのひとつ。自分亡き後、残されたモノで家族に迷惑を掛けないために断捨離という「終活」をするのではなく、これからずっと住みなれたわが家で暮らせるよう、家の中を安心安全に、そして暮らしやすく整え準備しておく。それも、これからの人生に必要な「生き活」です。

全ての準備は、まず自分のため、本人のため、そしてこれからを生きていくために。そのあとの準備は、それが整った後からでも遅くはありません。

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