コラム

 公開日: 2018-05-28  最終更新日: 2018-05-29

おもちゃと子供服の整理収納。死角利用で収納力アップ!神戸市灘区Yさま邸子供部屋片付け実例

幼い子どものいる生活は、子供服やおもちゃとのせめぎ合い。成長に合わせて買い足す必要があるため、モノはどんどん増えていくし、年齢によって対応の仕方が違ってくるため、そのつど収納方法を変えたり、収納場所を移したり、収納スペースを増やしたり・・・。落ち着く暇がありません。

さらに、色とりどりな子ども用品は、部屋の印象を雑然なものにしがち。子どもの好きなキャラクターたちに部屋を占領されていては、好きなインテリアで統一することもままなりません。子どもが小さい数年間くらい辛抱すべきといってしまえばそれまでですが、ある程度解消することはできます。そのポイントは、「死角」。死角を利用することで、子どもにとっても大人にとっても都合のいい環境を作ることができるのです。

リビングのおもちゃは、使いやすく目立ちにくく!



おもちゃは、普段お子さんのいる場所近くに置いておく方が遊びやすいし片づけやすい。そう思って、リビングにおもちゃを置く家庭は多いでしょう。

おもちゃ収納

小学生のお兄ちゃんを筆頭に3人の男の子がいるこのご家庭のリビングにも、そこで遊ぶためのおもちゃが置かれています。日用品と子どものモノが混在する状態のこの部屋に、残念ながらスッキリしているという印象はありません。

このおもちゃを極力目立たないようにしつつ、それでいて使いやすくするために、まずはリビングを用途に沿ってエリア分けします。この場合は、家族がくつろぐためのスペース(パブリックエリア)と子どものモノを収めるためのスペース(プライベートエリア)に分けます。

今回、そのエリア分けに一役買ってくれるのが、部屋の中心にある大きなソファーです。

おもちゃ収納

少しだけテレビ寄りに移動させたソファーを境に、前方をパブリック空間、後方をプライベート空間とします。おもちゃは当然子どものモノなので、ソファー後ろのプライベート空間側に収納するべきなのですが、そのまま壁際に並べてしまうとパブリック空間から丸見え。どうしてもごちゃごちゃとした印象になってしまいます。

そこで利用するのがソファーの死角。

おもちゃ収納

背の裏に収納カゴを置けば、パブリック空間からは全く見えないうえに、遊ぶ場所の近くにおもちゃを置くことができます。ソファー側からおもちゃを下に落とせば、あっという間に片づけ完了。おもちゃを目立たせることなく収納でき、しかも片づけがカンタンになります。

もともとこのご家庭にあったおもちゃの収納は、ポールにカゴを引っかけ斜めにセットするタイプの棚。

おもちゃ収納

以前業者に片づけを依頼した際に用意されたこのカゴには、それぞれラベルやキャラクターのイラストが貼られ、それに沿っておもちゃをしまうようルールが課せられていました。ですが、それを実行するべきお子さんは幼すぎ、管理するべきお母さまも忙しすぎました。また、斜めになっているカゴは、スペースの割に収納できる量が少なく、ほとんど機能していませんでした。

おもちゃを種類別に細かく分類することは、使う時に見つけやすくするメリットがありますが、同時に、しまうためのハードルが高くなるというデメリットも発生します。おもちゃを一つひとつ区別する必要が出てくるからです。

そのせいで片づけが滞ってしまうのであれば、いっそのこと分別の手間をなくし、片づけやすさを優先する方が得策といえます。見つけやすさが多少劣ったとしても、子どもは遊びたければおもちゃを見つけ出そうとするもの。それに対し面倒な片づけは、子どもにとって決して楽しいものではありません。大好きなおもちゃを探すのとは、子どものモチベーションが違います。ですから、見つけやすさよりしまいやすさを優先させた方が、結果うまくいくのです。

いずれにしても、部屋の死角は、見た目スッキリをキープしつつ使いやすさを手に入れることができるお宝スポットです。おもちゃのせいでリビングが雑然としていると思うのであれば、まずはご自宅の死角ポイントを探し利用してみましょう。

子ども部屋の服収納は、ひたすら使いやすさを!


一方こちらは、子ども部屋。

おもちゃ収納

お子さんが寝るときと着替えるときにしか利用しない場所です。であれば、ここは人目に晒されることのない完全なプライベートエリア。見た目を気にすることなく、使いやすさ優先で作って構いません。溢れて出ている子ども服を全て収納できるスペースの確保と、お子さんの着替えがスムーズにいく利便性を第一に考えましょう。

ここの収納には、いくつか不便な点がありました。

子ども服収納

ひとつは、目隠し。タンスや棚にカーテンや扉があるため、しまうのにも取り出すのにもじゃま。結果、カーテンは常に上にたくし上げられ、扉のあるタンスの中はほとんど使われていませんでした。

もうひとつは、収納場所。オンシーズン服の収納が一か所にまとまっていないために、着ていく服を揃えるのに、棚とクローゼットの2カ所を移動する必要がありました。また、引き出し上部にまでオンシーズンの服が入っているため、背の低いお子さんでは取り出すことができません。

子ども服収納

そこで、まずはカーテンや扉を取り外します。それにより利便性がアップし、使われていなかったタンス分の収納許容量が増えました。じゃまだったカーテンもなくなり、しまうのも取り出すのも便利に。実は、ここにカーテンを取り付けたのは、前出の片づけ業者。確かにカーテンを取り付けるとスッキリ見えますが、場所によってはその必要ないこともあります。「今片づけている場所は見た目をスッキリさせる必要があるのか」「機能性と見た目のどちらを優先させるべきなのか」を自問自答しながら収納を作るようにしましょう。

次に、二つに分かれていた収納場所を、用途でエリア分けしました。棚やタンスはオンシーズンの服、クローゼットはめったに使わないよそいきやオフシーズンの服の収納場所とすることで、あちこち移動する動線のムダを省きます。また、引き出しの右に置かれていたクリスマスツリーや兜などを別の場所に移し、それにより空いたスペースに上まで積みあがっていた引き出しを移動させ、それまで活かせていなかったポールにオフシーズンの服を掛けました。

片づけに伺うと、せっかくのクローゼットを引き出しなどにより潰している例をよく見かけます。ですが、本来服は吊るして収納するのがベスト。引き出しより風通しがよく、しわになりにくく、一目瞭然になるからです。服以外のモノを収納したい場合はともかくとして、服を収納するのであれば、吊るせるポールのある場所をあえて収納ケースやタンスで埋めてしまうのはもったいない。服を吊るしたうえで、残った下のスペースに引き出しなどの収納を入れることをお勧めします。

ここまで作業を進めたところで、実はまだ全ての服を収納しきれてはいませんでした。また、先ほどクローゼットから出したツリーや兜という大きなアイテムも、しまえず残ったまま。それらを収納する場所を作る必要があります。

そこで利用するのが死角。リビングの例では、見た目をスッキリさせるために死角を利用しましたが、今度は収納量を増やすために死角を利用します。

子ども服収納

棚を1メートルほど入り口側に移動させ、タンスと壁の間にすき間を作ります。そして、そこに突っ張り棒を渡し、オフシーズンのコートやジャケットを吊るします。下には、行き場のなかった大きな季節モノの飾りを収納。むき出しにはなりますが、部屋の入口から覗いたくらいでは、タンスの陰に隠れ目立つことはありません。死角をあえて作ることで、収納場所を増やすことができました。

このように、増えていく子供用品の収納を考える際には、まずはそこが見た目を気にする必要のある場所なのかどうかを見極めること。そのうえで、死角をうまく利用します。それにより、子どもがいる生活を、便利でスッキリした暮らしに近づけることができるでしょう。

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